ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

ターミねーちゃん3

2005-02-26 | 映画、TVドラマ
ジェームズ・キャメロンが監督だと思ってたら、
変わってたんだ。
悪い評判を聞いていたので心配だったけど、
そんなに言うほどひどくは無かった気がする。
そこそこ楽しめた。

CGなどの特殊効果は良く出来ているし、
カーアクションも派手で見応えがあった。
T-Xの仕掛けも面白く、首がぐるりんと回ったり
足が後ろに曲がってシュワちゃんを締めつけたり。
対向車などに度々ぶち当たって「カンッ」とか
「キンッ」とか音がするのもなんか間抜けで笑った。
どんなにやられても無表情。

あと、シュワちゃんが現代にやってきて例のごとく
男から服を取り上げるのだが、ポケットから
取り出したサングラスが・・・。(笑)

さて、展開に関しては前半は悪くは無かったのだが、
後半はなんだか今一つ。急に話が薄っぺらくなった。
世界中で機械の反乱が起こっているはずなのに、
窓から見える炎上するビル群を少し映しただけで
なんだか実感がわかないとか・・・。
近所でしか起こってないような感じ。

次にキャストだが、ジョン・コナーが情け無さ過ぎ。
何であんな俳優を使うんだ?
あれでは地球の未来は任せられないぞ。
また、前作であったターミネーターと
少年ジョン・コナーとの、父と息子の関係を思わせる
心の交わりみたいな物が全く無く人間関係が希薄だ。

シュワちゃんもキャラが立ってなく中途半端な感じ。
T-Xは悪くは無かったと思うが、前作のT-1000の方が
強そうに思える。

あれ?最初にそんなにひどくは無いと書いたのに、
なんだか悪い所の方が多くなってしまった。はて?
まあ、CGやアクションを見るだけでも楽しめるかと。

ところで、「ターミネーター4」には
「ターミネーター3」のメイン・キャストはまったく
出演しないらしい。他の俳優はともかくシュワちゃん
さえも出演しないとの事でがっかり。
(知事の仕事が忙しいらしい)


雪が降る

2005-02-24 | デジカメ-風景


昼前に降り始めた雨はいつのまにか雪に変わり、
夕方にはだいぶ積もっていた。
久しぶりの雪だ。愛媛はあまり雪が積もる事は無い。

雪が降るとなんだか落ち着く。
音が無く、静かで、静寂だけが支配する世界・・・。

『しんしんと雪が降る』と言う表現がある。
誰が最初に言ったか知らないが、良い言葉だ。

ふと外を覗いてみると、いつのまにか
雨に変わってしまっている。
たぶん明日には、すべて解けてしまうだろう。

残り少ない静寂の時を楽しむ事にしよう。


蜂に刺されてアンモニア

2005-02-23 | 自分、家族の事
みなさんは蜂に刺されたことがあるだろうか?

あれは小学4年生の昼休みの事。
小学校に椿の植え込みがあり、そこにクラスの男子が
数人集まって何かをしていた。
近づいて見ると、椿の花に寄って来たミツバチを、
花びらを蓋にして閉じ込めているのだった。

しばらくして、僕もなんとなくつられてやり始めた。
ミツバチが椿の花に止まった瞬間、逃げられない
ように素早く花びらの端をつまんで閉じる。
その後、花弁ごと根元からちぎり、虫かごのように
持ち歩くのだ。採ったぞ~という感じで。
(今考えると何が面白かったのか良く分からないが、
子供なんてそんな物だ。ちょっとした度胸試しの
つもりだったのかもしれない。)

捕まえた蜂を逃がして、また新しい蜂を捕まえる。
そんな事を繰り返し3匹目を捕まえようとした時、
右手の人差し指に鈍い痛みが走った。
「あ痛っ!!」
どうやら刺されたらしい。
一瞬チクっとしただけで大した事は無いと思って
いたのだが、2、3分経ったぐらいから猛烈に
痛み出した。油汗もだらだら流れてくる。
保健室に行こうという思いが頭をかすめるが、
こんな遊びをしていた事を怒られるんじゃないかと
怖くてとても行けなかった。
そんな事を考えている間にも痛みは増すばかり。
(痛い~。でも保健室には行けないし~。)

小学4年生の僕が無い知恵を絞って出した結論は・・。

「そうだ!虫に刺されたらアンモニアだ!!」
脱兎のごとく駆け出し男子トイレに向かった僕は、
そこで用を足している上級生、下級生、誰彼かまわず
「オシッコかけて~、オシッコかけて~。」
と言って回ったのだった。(涙)

その時の僕は、あまりの痛さにそう言うのが精一杯。
当然の事だが、気味悪がられるだけで誰も相手にして
くれない。(そりゃそうだ。無理もない。)
結局、時間を追うごとに増す痛さに耐えかねて
保健室に行き、叱られる事となった・・・。

この1件以来、僕が虫で遊ぶ事は無くなりましたとさ。
虫を苛めたから”ばち”が当たったんだな、きっと。
(それにしても、ミツバチでさえあんなに痛いのに
スズメバチに刺されたらどれほど痛いものか。
ショック死するというのも頷けるな。怖っ!)


ローガンズとセクシーミュージック

2005-02-22 | 雑記
先日友人のSから
"とうとうローガンズに仲間入りしてしまいました。"
というメールが来た。

最初「ノーランズ」と見間違えて
『セクシー・ミュージック』を思わず口ずさんで
しまったのだけど、どうやら「老眼ズ」の意味で
老眼の仲間入りをしたという事らしい。

仕事で使う図面が見づらくなったため、A4をA3に
拡大コピーして見るという涙ぐましい努力を続けて
いたらしいが、ついに老眼鏡を買ったとの事。

40歳手前で老眼になるのは珍しいと思っていたら、
彼は遠視なので症状が早く出たようだ。
逆に近視だと症状が出るのは遅くなる。
僕の父は近視だが、近くの物が見えにくくなったのは
かなり年を経てからのようだ。
僕もかなりの近視なので、症状が出るのはまだ先
の事だろう。
もっとも、近視でも老眼になりにくいわけではなく
老眼になっても症状に出にくいだけだそうだ。
近視の人の老眼が進むと、眼鏡を外さないと
見えにくくなる。
参考「アナタは乱視?老眼?-healthクリック」

しかし、40歳前に老眼になるのはきつい。
なんか、一気に老け込んだ気持ちになりそうだ。
僕が今の年で老眼になったら、かなり凹むだろう。
S氏にお悔やみ申し上げます。m(_ _)m

ところで「ローガンズ」ってなんだかバンドの名前
みたいだな。40~50歳代の老眼の方だけで結成する
バンド「老眼ズ」!!
・・・などと思ってたら、どうやら実在するようだ。
「黒澤久雄とローガンズ」
同じことを考える人っているもんだな。
なんだか親近感がわいてきた。


ネタバレ「アザーズ」

2005-02-21 | 映画、TVドラマ
●かなりネタバレなので注意!



ストーリー

第二次世界大戦直後、古い洋館に母親(グレース)と
二人の子供(アン、ニコラス)が住んでいた。
グレースは光アレルギーの子供達を守るために窓を
カーテンで覆っているため、邸内は昼間でも薄暗い。
突然居なくなった使用人たちの代わりに3人の召し使い
達が来た時から様々な怪現象が起こり始める。
誰もいないはずの2階で大勢の足音がしたり、無人の
部屋でピアノが鳴り響く。アンも男の子やお婆さんを
見たと言い出す。
次第に3人の召し使い達も意味ありげな言葉を口に
するようになり、グレースは恐怖に脅える・・・。
何者かがこの屋敷にいる?侵入者の正体は?
召し使い達は何を知っているのか?


見る前にネタバレサイトで「オチ」を知ってしまって
いたので、楽しみは半減したかもしれない。
だが、それでも十分楽しめた。ストーリーに集中
出来たのでかえって良かったかも。
グレースを演じるニコール・キッドマンが美しく、
ヒッチコックなどの古き良き時代の映画を
思い出させる。
そういえば製作はトム・クルーズだったか。納得。

ゴシックホラーという事だが、あまり恐怖は
感じなかった。どちらかというとミステリーの要素が
強い感じがする。
怖さを感じるとすれば、グレースが徐々にノイローゼ
気味になっていく過程だろうか?(これも伏線)

伏線がどういう風に張られているのか注意して
見ていたが、そんなに解りにくくは無いと思う。
勘の良い人なら中盤ぐらいまでに分かるだろう。
同じオチの「シックスセンス」と比べると、かなり
解りやすく作られている。ちょっとヒント出し過ぎ
じゃ無いの?と感じる場面もあったぐらい。
これを見ると「シックスセンス」は良く出来た映画
だと今更ながら思う。伏線の置き方が絶妙だった。

結局、霊だと思っていた男の子やお婆さん達が
実は人間で、死んでいたのはグレース達の方だったと
いうオチ。
お婆さんの目撃回数が多かったのは降霊術師(?)
だったからで、アンの顔がお婆さんの顔になっていた
のもそれで説明がつく。
ただ、邸内にある墓はグレース達3人の物だとばかり
思っていたのだが、召使い達の墓だったとは・・・。
ここはちょっと意外だった。
また、二人の子供が何度か見せる奇妙な息の仕方の
意味が解らなかったが、ラストにグレースが真実を
思いだすシーンでやっと解った。そういやグレースも
ずっと偏頭痛に悩まされていたっけ。

さて、真実を思い出したグレース母子は安らかに
天国に・・・かと思いきや、そのまま屋敷に
住みついてやってきた人間を追い出すつもりらしい。
この母子が救われる事は無いのだろうか。

しかし、この映画を見て、自分の事が客観的に
見られないというのは怖いなとつくづく思った。
自分が思っていたのと180°違う現実・・・。
視野が狭くなって自分の都合良いようにしか解釈
出来ない事は、日常にもままあると思う。
僕も気をつけるようにしよう。


なんだか調子が悪い

2005-02-20 | 自分、家族の事
ここ二週間ぐらい心身ともに下降気味で調子が悪い。
睡眠時間を多く取らないと疲れが取れなくなったので
仕事が深夜までずれこみ悪循環だ。
寝たら寝たで、悪夢ばかり見ている。
昨晩は、親戚が家に集まり家中をうろうろ歩き回って
いるのにまるで僕が見えないかのように無視される
・・・という夢を見た。
ちょっとぴんとこないかもしれないが、とても気持ち
悪かった。起きたら寝汗びっしょり。

思えば今年に入ってから良い事がないな。
正月早々風邪をひいて数週間直らなかったし、
こないだはHDDが1つ壊れてしまった。
なんだかついてない。
厄年にはまだ早いし、なにかに呪われてるのか?

・・・いけない。今回の記事はただの愚痴になって
しまったな。こういうのはなるべくブログで書かない
ようにしようと決めてたのに。
でも、たまには良いだろう。こういう時もある。

愚痴を文章にしたらすこしすっきりしたかも。
とりあえず、今日は早めに寝ておく事にしよう。


「呪怨」を見てみたが

2005-02-17 | 映画、TVドラマ
昨日は好奇心に負けて「呪怨」を見た。
怖すぎて眠れなくなったら困るな・・・と思っていた
けど、その心配はいらなかったようだ。

確かに怖いシーンは多々あった。
(例えば女子トイレのドアが開いて伽椰子がスーッと
出てくる場面や、奥菜恵がシャンプーをしている時に
頭を撫でてくる白い手など)
また、伊藤美咲が布団に潜りこんで辺りを見まわす
シーンは僕の行動そのままで、かなり感情移入した。

でも、伽椰子や俊雄が長時間写っている場面では
幽霊という感じがしなくて、人間にしか見えない。
なんだろう・・・メイクのせいか、それとも見せ方が
悪いのか。白塗りの俊雄は山海塾みたいだったし。
ゾンビ女子高生トリオが出てきた時は、あっけに
とられてしまった。あれは無いよ。
あと、全体的に描写が長すぎた気がする。
見せ過ぎと言うか、もっと出し惜しみすれば怖く
なったのに・・・と思うシーンが多かった。
「リング」はそういう所がうまかったな。

それよりもなによりも、話が分かりにくいので
集中出来なかったのが痛い。怖さよりも疑問が頭に
浮かんでばかり。時間軸に沿って進行しないので、
中盤あたりで訳が分からなくなった。
元刑事の娘は小学生だったはずなのに、その直後に
あの家で会ってたり。あれ?お姉さんがいたの?と
思ったけどそんな感じでもないし。
奥菜恵が就職してからの場面も少し分かりにくい。
これらに関しては、時系列に並べ直したサイトを
見つけてある程度は理解できた。
「呪怨 劇場版の謎」

それでもまだ分からない事がいくつか残る。
奥菜恵の友人真理子の学校に俊雄が在籍している事に
なっているが、どういう事だろう。伽椰子か俊雄に
そう思い込まされてるだけなのか?
警察の張った黄色いテープがあるのに真理子は何も
おかしいと思わなかったのか?
ラストの街のシーンは、みんな死んで誰もいなく
なったという事?
伊藤美咲や女子高生を殺したのは、伽椰子に
取り憑かれた奥菜恵?

結局、怖さでは無くこれらの疑問が気になって
朝方まで眠れなかった・・・。
もっと分かりやすく作って欲しいよ。


怖がりと感情移入と感受性

2005-02-16 | 自分、家族の事
『見たい・・・けど見たくない』の記事でも書いた
ように、僕はかなりの怖がりだ。
何週間か前に克服したと思っていたのもつかの間、
『着信アリ2』のCMを見てから元に戻ってしまった。
どうやら一時的なものだったようだ・・・。

過去を思い返してみると、二十代に一人暮しを
していた頃は全然そんな事は無かった気がする。
布団に入ってから辺りを見渡す事も無かったし、
鏡も恐怖の対象ではなかった。ホラーやスプラッター
映画が好きで、良く見ていたのにもかかわらず。
どうやら怖がりになったのは、実家に戻って両親と
住むようになってからのようだ。

そういや実家に戻ってから変わった事は他にもある。
例えば映画をあまり見なくなり、せいぜいTVで見る
ぐらいになった事。また、それにつれて感情移入の
度合いが激しくなった事などだ。
TV映画などを見ていて、登場人物が殴られるシーン
では「いてててて。」と痛がり、悲しみに打ち震えて
いれば同じく涙を流し、犯人から逃げるシーンでは
自分が追われているようにドキドキする。
僕の数多い弱点の1つに高所恐怖症があるが、TVで
高い所から見下ろす場面があるとそれを見ただけで
”きゅっと”なってしまう。
『ミッションインポッシブル2』の冒頭の
トム・クルーズがロッククライミングをしている
シーンでは、”きゅっきゅきゅっ”となりまくり
だった。

どうしてこんな風に変化したのかを考えるに、
二十代の頃よりも想像力や感受性が過剰に豊かに
なったのでは・・・などと思ったりする。
もしかしたら、当時は怖い映画を見過ぎて感覚が
麻痺していたのかもしれない。
あの頃、『ザ・フライ』のグロテスクなシーンを
見ながらカルビ弁当を食べている僕を見て、友人が
「これ見ながらよくカルビ弁当食ってられるな。」
と言った事があった。
その時は、「こんなの作り物なのに何が気持ち
悪いんだろ?変な事言うなあ。」ぐらいに思っていた
けど、今はその友人の気持ちがよく分かる。

今のこの状態が良いのか悪いのかは分からないが、
よく出来た映画やドラマだと感情移入しすぎて
疲れ果ててしまうのが困りものだ。

さて、今日は夜9時から『呪怨』という映画がある。
予備知識は入れてないが、かなり怖い映画らしい。
見るべきか見ないべきか・・・悩む。


まだ見続けているTVドラマ

2005-02-15 | 映画、TVドラマ
今年になって見始めたTVドラマがいくつかあるが、
だいぶ絞られてきた感じ。

●「富豪刑事」
隅々までワンパターンすぎて、見るのが辛くなりつつ
ある。ギャグもかなり外し気味な気がするし・・・。
2話目ぐらいまでは、その内に少しずつこなれてくる
だろうと淡い期待を抱いてたのだけど、あまり
変わらなかった。

深田恭子の演技や夏八木勲の扱われ方にも少し疑問が
残る。深田恭子はもう少しうまいと思うのだが・・・

●「ごくせん」
これも基本的にはワンパターンなのだけど、色々と
細部に変化をつけているので飽きさせない。
メリハリも効いていて、盛り上がるべき所では
ちゃんと盛り上げている。

なるほど、視聴率が高いのもうなずける。
少々青臭いかもしれないが、素直に感情移入出来る
ので楽しい。
今後はテツの恋の行方が気になるところ。

●「義経」
特に特筆すべき演出などは無いが、安定していて
落ち着いて見られる。
「大河」はこういう正攻法の方が好きだ。
最初の頃に違和感があった渡哲也(平清盛)や
松平健(武蔵坊弁慶)も慣れてくるとそうでもない。

ただ1つ、静御前を石原さとみが演じているのだが、
少し荷が重いような気がする。緊張しているのかも
知れないが表情に乏しくぎこちない。
なんだか、お人形さんみたいな感じがする。
同じく義経に絡む女性、うつぼ役の上戸彩の演技が
素晴らしいだけに、どうしても比較してしまう。

さて、次回は奥州平泉へ。弁慶をはじめ、家来も
だいぶ揃うようだし面白くなりそうだ。

●「救命病棟24時」
●「みんな昔は子供だった」
この2本はかなり見逃した回があるので見続けるのを
あきらめた。どちらも良いドラマだとは思うが、
飛び飛びに見ると話が分からなくなるので。


やはりTVドラマはずっと見続けてないと駄目だね。


変わりゆく日本語

2005-02-13 | 雑記
「役不足 」と言う言葉は『役に対して俳優などの
実力が足りない事』だと思っていたのだけど、
実は『実力のある人につまらない仕事をさせる』と
いうのが正しいそうだ。
『この人には荷が重い』という使い方をする時は、
「役者不足」と使うべきらしいが、「役者不足」と
いう言葉は何故か手持ちの辞書には載ってなかった。
よけいに混同するかもしれないので「力不足」や
「経験不足」などと言うのが無難だろうか。

このように、間違って使われがちな言葉はけっこう
あって、例えば「情けは人の為ならず」は『他人に
した親切はめぐり巡って自分に自分に戻ってくる』と
いう意味だけど、『人に情けをかけるのは甘やかす事
になるので良くない』という意味で使っている人が
多いようだ。

また、「さわり」は『曲や物語の頭の部分』では無く
『山場、クライマックス』の事。

「確信犯」 は『政治・思想的な信念に基づく犯行』。
『悪いと分かっていてする』という意味ではない。

「辛党」は『酒が好きな人』の事で、『辛い食べ物が
好きな人』は間違い。

「気がおけない」も間違えやすい。『気心が知れてて
気遣いや遠慮する必要が無い』が正しい意味。

「奇特な人」は『変わった人』じゃなく『立派な人』
という意味。

さて、このように本来の意味で使われていない言葉は
たくさんあるが、大多数の人が使っているのなら、
もうそれは正しい日本語と言ってしまっても
良いのではないかと思う。
そうやって少しずつ日本語は変わってきたはずだ。
「間違った使い方をしている」とことさら嘆いたり、
「日本語の危機だ」などという必要は無いのでは
ないだろうか。

と思ったら、「goo国語辞書」にはすでに
-ぜんぜん【全然】
(3)〔話し言葉での俗な言い方〕非常に。とても。-
という記述が・・・。

一頃「”全然大丈夫”と言うのはおかしい」と盛んに
言われていたけど、いつのまにかすっかり市民権を
得ていたようだ。