採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

マイタケ2020:収穫(計5キロ超え!)

2020-10-13 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)

この前の週末、那須にマイタケを収穫しに行ってきました。
両親も参加の予定でしたが、台風が近づいて悪天候が予想されたため、ダンナサマと私のみ。

夜に到着して、雨の中、ちょうどよく育ったマイタケを収穫しました。
なので写真がいまいちなのですが・・。

マイタケ

今年のマイタケマップ。
(前にものせましたが、番号をつけなおしてみました)

前回(10/4)と今回(10/8.9)なるべく比較できるような写真を並べてみましたが、なにしろ今回は、夜、雨のなかの撮影で、構図など考えている余裕がなく・・・。

マイタケ
マイタケ

マップ左側、1-1,1-2のふたつ。
ペーパーに囲まれてちんまりしていたはずが、むくむくと大きくなっていました。



マイタケ
マイタケ

マップ右上、2-1~2-5の5個。
点々とまばら生えていたはずが、それぞれが大きく育って2-2と2-3、2-4と2-5は隣と触れ合うようになってきて、個数の判別がつきにくくなるほど。


マイタケ
マイタケ

縦に長いかたちだなー、と思っていた2-1、育ってもやっぱり背が高め。
これは、もう少しおいておいてもいいかなと、夜ではなく翌日収穫しました。
とってみると、軸が太く立派で、見た目よりも重たいマイタケでした。


マイタケ
マイタケ

2-2と2-3。
右側の2-3は、今年一番大きなマイタケになりました。
小さなときはうらなりのようだった2-2ですが、翌朝収穫してみると、とても立派なマイタケになっていました。

マイタケ
マイタケ
マイタケ

2-4と2-5。
小さなときは離れて生えていましたが、育ってみるとふれあうように隣接しています。
これらは夜のうちに収穫。


マイタケ

1-1、1-2、2-3、2-4、2-5の5つは夜のうちに収穫してしまいました。
雨に濡れて重めの状態ではありますが、計量も。

マイタケ

一番大きなこのヒトは、2-3で、重さ約1.5キロ! 
キャベツよりもさらに大き目です。
アフロヘアの頭くらいあります。

雨に濡れたこれらのマイタケは、冷蔵庫には入らない分量なので、玄関の外、軒下にて乾かしました。
台風が近い割には気温がとても低く(室内は暖房を入れたほど)、ほどよく保冷されて、濡れた水は乾いて、丁度いい具合でした。

マイタケ

夕食は、持って行ったイノシシシチューに、とれたてマイタケのガーリックバター炒めを添えました。


マイタケ
マイタケ

上写真が、夜に収穫したもの。(一個は食べちゃって小さくなってます)
下写真が翌朝の収穫。 

下の写真、見た目は同じように見えますが、右が2倍近く重たいです。この重さの差は、軸の太さと長さ。
2-1の、縦長形状のマイタケがこれでした。

上の写真から2個を実家へ発送(たまたま弟がいて分けた模様)。
残りは我が家へ。
1個は帰宅後、アーティチョークを買わせて頂いている農家さんにプレゼントしました。
あとは、連日マイタケご飯を炊いて冷凍したり、せっせと消費しています。


収量を計算してみると・・・
1498 g
 506 g
 603 g
 649 g
 740 g
 465 g
 855 g
-------
5316 g

計5キロ以上の収穫でした。
すごい!



マイタケ

この5キロの収穫には、エリア3からの収穫は含まれていません。
3-1は、前回来た時に生えていて、計量する間もなく食べてしまいました。
そして今回また同じエリアに、ちっこくて華奢な、この3-2が生えていたのですが、これも計らずに食べてしまいました。


マイタケ

エリア2からは、この幼菌2-6がまた生えてきていました。
このヒトは、今週末くらいが採り頃かなー。
でも、一個だけのために行くのもなー、と悩み中。



帰途、あちこちの道の駅に寄りながら帰りました。
すると、やはり時期的に、原木マイタケが売っています。

マイタケ
マイタケ

1個、1200~2000円程度。
うちのマイタケも、負けてないよね~。うふふ。



 

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ローゼルとりんごのジャム

2020-10-12 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

奈良のお友達から、自家製のフレッシュローゼルをどっさり頂きました。
(スヌーピーさん、ありがとうございます☆)

ローゼルりんごジャム

この袋にたっぷり入っていました。
ローゼルといえば、りんごと一緒に煮るのが好きです。
赤くてきれいな色のジャムになります。ほのかな酸味も加わる気がします。
2016年の11月に作って記事にしました

ローゼルりんごジャム

ローゼルは、ヘタ部分を少々切り落とし、赤いところをぺりぺりと剥がします。
(今回検索して知った方法。もうちょっと多く切り落とすと、すぽっと外れるようですが、ケチってこの程度に)
使うのはこの赤いぴらぴらしたところで、中心の種は使いません。


ローゼルりんごジャム

りんごは、那須に行った際に、道の駅にて加工用を買ってきました。
赤と黄色のりんごで、品種は不明・・。

柿剥き機とピーラーを使ってあっという間に皮を剥き、6-8つに割って、スライサーでカット。
(スライサーは一番厚くしてもかなり薄めでした)




すだち果汁も少々入れ、お砂糖をふって電子レンジへ。
一日置くと色が染みて全体がよく染まります。

ローゼルりんごジャム

こんなにきれいな赤!
なんて美しい。
薄切りすぎて、煮崩れてしまうかと危惧しましたが、大半はりんごの形状を保ちました。

色あざやかさは、ローゼルの鮮度とも関係あるかもしれません。
このあとりんごが足りなくなって、また別のところで買ってきて再度作ったのですが、その時はここまでいい色にはなりませんでした・・。
(りんごの品種も関係あるかな?)

この初回のものは、特に綺麗で美味しくできて、ついモリモリ食べてしまって瓶詰め分にはまわりませんでした・・。

ローゼルりんごジャム

一部は干しりんごの実験。
赤く煮たりんごを乾かしたら、赤いドライフルーツになって、ケーキに焼きこんだら綺麗かも?


ローゼルりんごジャム
曇りがちではありましたが、朝から夕方まで干して、結構よく乾きました。
赤い色は、きれいなまま保たれてます!

ただ、干すならば、スライサーでの薄切りよりは、もう少し厚い方がいいかもしれません。
干すと縮むので、へらりとしたシートのようになってしまいました。
(数枚重ねてある場所は厚くなるかもと期待しましたが、りんご同士がきっちり合体する訳ではないので、大き目ブロックを干す方がよさそうです)

シート状でも、シコシコとした歯ごたえがあって美味です。
今回はケーキは作らず、おやつとしてそのままつまんでしまいました。
色が綺麗だし、ローゼルの風味も加わって、普通の干しりんごより美味しく感じました☆

(スヌーピーさん、本当にありがとうございました!)


ローゼルは、今頃がシーズンのようですが、干しリンゴを作るならば、もうちょい後のほうがいいかも。
頂いたローゼルは全部使いきってしまったのですが、もし赤い干しリンゴを作るならば、ローゼルが手に入った段階で新鮮なうちにガクを外して、冷凍保存しておくといいかな?
ハーブティとして売っているドライ品でも、綺麗な色が出るかしらん。。。、

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オオイチョウタケ

2020-10-07 | +きのこ

10/3,4と那須に行くとき、ダンナサマが新たなルートを開拓してくれました。
常陸太田あたりまで高速で行き、そのあと一般道で、道の駅に3件寄りつつ向かう、というルート。
農産物などなど、いろいろ見られてとっても面白かったです。
(荷物がどんどん増えていきます)

2件目の道の駅、「みわ」にて、天然きのこが売り場にありました。

オオイチョウタケ

大いちょう茸ですって。
初耳のきのこです。

オオイチョウタケ

白くてしっかりして、ボリューミーな感じのきのこです。

オオイチョウタケ

これがなんと、売り場にどっさり。
近くにいたマダムは、「こんなにいっぱい売っていて、天然じゃなくて栽培よねえ」と話していました。

検索してみると、スギ林の林床に出るきのこらしいです。
生えている様子は、暗くて黒っぽい林床に、ほの白い、大きなこのきのこがどっさり!目立つ!
こんなのを見つけたら大興奮でしょうね。


初めてのきのこで味の見当もつかず、少し迷ったのですが、折角なので買ってみました。


まずはシンプルにお吸い物。

オオイチョウタケ

きのこを煮て、少量のお醤油とクレソン少々。
検索したサイトのどこかに、トウモロコシのような甘い香り、とありましたが、なるほど、確かに。
いわゆるきのこらしい濃い匂いではなく、ほんのり甘いような香りと風味です。
美味しい☆


翌日は、道の駅で買った焼きおにぎり(お醤油、七味少々風味)とオオイチョウタケで、雑炊にしました。
これまた美味。


持ち帰った分は、洋風炊き込みごはんにしてみました。
あっさりした風味なので、コンソメ味が合いそうだと思ったのです。

オオイチョウタケ

お米と鶏ささみ少々、炒めた玉ねぎ・にんじん・セロリ・にんにく、オオイチョウタケは刻んで生のまま、コンソメパウダーと塩コショウも入れて炊飯器へ。

コンソメ風味と合いそう、という予想は大あたり☆
オオイチョウタケは、噛むとじゅわっと甘い汁がしみだします。
あっさり塩味の洋風炊き込みごはんとぴったりです。

季節がちょっと合わないかもしれませんが、トウモロコシごはんにオオイチョウタケを少し入れてもいいかも。

高級品ではありますが、また食べたいキノコでした。
どこか近くに杉林、ないかな・・。


とても美味しかったので、売り場にどっさりあった、残りのパックが気になってきます。
折角山で摘んで、持ち帰って、綺麗に掃除してパック詰めして出荷してくれた沢山のきのこ、ちゃんと売れたかなあ。
売れ残ったらもったいないなあ・・・。
出品した人が美味しく食べてしまうかな? ならいいのだけれど。

 

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シャカシメジ収穫

2020-10-06 | +きのこ

10/3-4と那須に行ったとき、シャカシメジスポットもチェックしました。
別荘地のとある一画に、ひみつのシャカシメジスポットがあるのです。

特に期待せずに見てみると、おお!!! 出てる!
しかもちょうど採り頃!

シャカシメジ

こんもり大きなものが一個。

シャカシメジ

少し離れたところに、やや小さ目の2個め。

シャカシメジ

そして隣り合って、3個目と4個目。
うほほーい☆

シャカシメジ

よくよく見ると、まだ幼菌のこの子たちも。
右側は、一部だけよく成長していますね。



大き目の方から3つまでは、その場で収穫してしまいました。

シャカシメジ

じゃじゃーん。
まるまるとして、立派なシャカシメジ!
一番左は実家に送りました。(今回はダンナサマと私だけで、父は来なかったのです)

父によると、大豊作の年はこんなのがぼこぼこ出るのだそうです。
私にとっては4個見つけただけでも大興奮。


シャカシメジ

翌日、残してあった一番小さな一個と、幼菌の一部を摘んできました。

この直後、シャカシメジスポットのおとなりのおうちのかた(父のお友達)が訪ねて来て下さって、
「さっき人がきてきのこ探してましたけど、採りました!?」
とわざわざ教えて下さいました。
タッチの差で無事収穫☆
やったね~。

(その方には今度何かお礼を持って行かなくては・・・)


シャカシメジは、見た目はほっそりした小さなきのこですが、とてもいい味が出ます。
旨味をお米に吸い取らせて水増し(?)出来る、炊き込みご飯は一番のおすすめ。
今回は、ニンジン、油揚げとシャカシメジ、少々のお醤油と塩だけで、シンプルに作りました。

あとは茶碗蒸し。銀杏、ゆり根を入れました。

バター炒めにして卵と混ぜて、オムレツも。

まだ残っているので、もう一度炊き込みご飯にしようかな・・。



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マイタケ2020:ようやく発生☆

2020-10-05 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)

9/12-13と那須にマイタケの様子を見に行きました。
マイタケは、比較的早い時期に発生するはずなのですが、そのときは気配なし。
落ち葉を集めて、マイタケスポットにたっぷりかぶせておきました。

翌週、(連休の中日)9/20-21にも行ってみましたが、全く気配なし。
むしろパサパサと乾き気味なくらいでした。

一週間で食べごろには育たないはず、と12日間おいて、先日、10/3-4とまた見に行ってきました。
そしたら、出てましたよ!

発生場所はこんな感じ。

原木マイタケ発生

2018年初夏に伏せ込んだ場所2か所から、計7個と、あとその前?のところ一か所から1個。



原木マイタケ発生

こちらが図の①と②。
(コンポストの道路側)
枯れ葉を敷いてあるものの、細かな泥はねなどをよけるため、キッチンペーパーで囲ってあります。

原木マイタケ発生

こちらが図の③~⑦。
家から見て、サクラの木の右奥側。
何本も原木を伏せ込んであるので、沢山出てます!やったね☆

原木マイタケ発生

せっかくなので、アップで。
奥の2つ。
かたちもよくて、元気よく育ってる感じじゃないかな☆

原木マイタケ発生

中央当たりの2個。
右側はかなり大きくなっています。縁がまだ白いので、収穫には早いのだけれど、今週末までもつか心配・・・。
左はちびっちょ。あまり小さいものは、大きくならないまま枯れてしまったりするようですが、育ってくれるかな・・・。


原木マイタケ発生

手前のひとつ。
これは、軸部分がごっつくて高さがあり、ぴらぴらした部分は小さ目。
週末あたり、丁度いいのではないかなー。

原木マイタケ発生

ここは、図の⑧が生えていた場所。

さて帰ろうかというときに枯れ葉の影で大きく育っているのをみつけて、動揺のあまり撮影前に収穫してしまいました。
左側の細い竹の先端部(写真の左端中央付近)、枯れ葉をスタンバイさせてあった場所の、フチから生えていました。
原木のありかをどうやら勘違いしていた模様・・・。
ここは、2014年に伏せ込んだ場所みたいです。
6年も経っていますが、その原木から出てくれたということでしょうか。

原木マイタケ発生

収穫したのはこちら。
かなりの重量感ですよ☆

このヒトはほかと違って色が薄茶色です。
伏せ込んだ年が違うようなので、原木の樹種?か何かが違うのかな?

右は、いつものスポットのシャカシメジ。
(このほかにもとれたので、また別途記事にします)


収穫したマイタケは、昨晩、天ぷらでたっぷり頂きました。
今週末、また行って、残りのマイタケを収穫してくる予定です。
それまで虫に食われたり、育ちすぎたりしませんように・・・。



====================
■マイタケ関連記事
(1)マイタケ植菌奮闘記(父が作業) 2009年3月
(2)2009年10月 初のマイタケ発生
(3)2010年 記録なし。猛暑乾燥の夏で発生しなかったのかな?
(4)2011年10月12日(うちに届いた日) 巨大マイタケ発生! 1.4kgもありました。 
(5)2012年10月8日(うちに届いた日)  今年も大きいです。 1.0kg。 
(6)マイタケ2013:原木づくり2013
(7)マイタケ2013:マイタケ菌苦戦
カビが・・・。
(8)マイタケ2013:伏せ込み(by父) 
 成功率は低いですが、カマンベールチーズのように真っ白にマイタケ菌が育ったものがいくつもありました。
でもこの時の秋のマイタケの発生はなし(無念)。
雨などの条件が悪かったのだと思っているのですが・・・。
(9)マイタケ2014:原木作り
(10)マイタケ2014:伏せ込み
(11)マイタケ2014:巨大マイタケ発生! 
2013年に伏せ込んだ場所から、2.7キロの巨大マイタケが出てきました。  
(12)マイタケ2015:三箇所から発生
2013年と2014年に伏せ込んだ場所、あわせて3箇所から多数出てきました。
計量しそびれましたが、全部で4キロ以上とれたのではないかと思います。  
(13)マイタケ2016:遅めの発生
この年はマイタケの発生は遅め。
そして釈迦シメジはあたり年で大発生していたのですが、ライバルに先を越されてしまいました・・。
(14)マイタケ2017:虫ジャンプ
過去に伏せこんだ場所からかなり大き目のものが発生してきましたが、この年の気象条件のせいなのか、収穫時期なのか、虫喰いの株もありました。大丈夫なものもあり、美味しく頂きました。  
(15)マイタケ2018-03:原木づくり
(16)マイタケ2018-06:伏せ込み
(17)マイタケ2018:発生
2018年初夏に伏せ込んだ場所からは出ず、その前(2014)のところから出てきました
(18)マイタケ2019:発生
2018年に伏せ込んだ場所から初めて発生、あと、2014年伏せ込みの場所一か所から出てきました。
(19)マイタケ2020:発生
2019年秋に出た場所と同じところから出てきました(この記事)

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2010インドネシア:バティック工房見学

2020-10-02 | +海外

2010年3月にインドネシア、ジョグジャカルタ周辺に行ったときの記録です。

========

ジョグジャカルタ近郊の、バティック工房に見学に行ってきました。
染織方面は、自分では全くやりませんが、伝統工芸の手仕事は大好き。
柄や色が独特なので、日本での普段使いにはやや難しいところがありますが、それでも美しいです。
インドネシアの景色の中でみると、違和感なく、みんな似合ってるんだよなあ・・。

インドネシアのバティックは、ろうけつ染めの一種で、日本だと沖縄の紅型に近いのかなと思います。

ジョグジャカルタバティック工房

こちら手描きバティックの下絵描き。
ライティングボードの上にのせて、紙に描いた下絵を透かして、布に鉛筆で描いていきます。

ジョグジャカルタバティック工房

布の上にろうをひいているところ。
これはシルクの布です。わりと大き目の柄ですね。

ジョグジャカルタバティック工房

こちらは細かい柄がびっしり。
ろうを置いたところは染料が染まらないので色が白く残ることになります。

ジョグジャカルタバティック工房

面的にろうをひいてあります。
これで一度染めて、一旦ろうを落として、またろうを塗りなおして違う色で染める、というのを繰り返す場合もあるようです。

ジョグジャカルタバティック工房

これは地模様のある布を使っています。まず模様の輪郭をつけたあと、その隙間にたっぷりと面的にろうを引いています。

ジョグジャカルタバティック工房

こちらも手描きで、部分染めも加わわった染め方。ところどころ手で色を塗っています。
さらにその部分には全面にろうをおいて、別の色が染まらないようにするようです。

ジョグジャカルタバティック工房

こちらは型染め。
スタンプのようなものにろうをつけて、ぽんぽん、と押していきます。
とても手早く簡単そうに進みますが、柄がずれないようにまっすぐ押すのは、大変な技術が必要です。
私が押したら、布のはしっこまで進む間に斜めになって、何センチもずれてしまいそう。

ジョグジャカルタバティック工房

しかもですね、布の裏からも、全く同じ位置にまたスタンプするのですよ!

ジョグジャカルタバティック工房

型押しの型。木製や金属製があるようです。

ジョグジャカルタバティック工房

染めたり煮たりするエリア。

ジョグジャカルタバティック工房

ここでは、木綿の布をぐつぐつ煮て、ろうを溶かして落としているところ。

木綿の布はこうやって高温のお湯で煮溶かすことができますが、シルクはタンパク質なので高温は厳禁。
シルクの場合は、ベンジン的な油性の溶剤を使って手作業でろうをおとしていくようです。

ジョグジャカルタバティック工房

これは何かというと、固まったろう。
こんなにどっさり!
とかして再利用するのだそうです。

ジョグジャカルタバティック工房

バティックの模様の名前。


参考情報
ジョグジャカルタのバティック工房見学と体験ブログ

ジョグジャカルタのバティック工房見学と体験ブログ

ジャワ島のバティック工房の方のブログ
孔雀と柘榴。生命樹文様のタペストリーの布、素敵・・。東京国立博物館(トーハク)の東洋館にある布をお手本にしたそうです。

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