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【漫画】まおゆう 魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」 第三巻

2012-05-04 | 漫画
まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (3) (カドカワコミックスAエース) まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (3) (カドカワコミックスAエース)
価格:¥ 609(税込)
発売日:2012-04-25

 あー……なんかついこの間2巻を読んだばかりのような気がする……。
 時が経つのは早いなー。マジで。

 つーわけで、web発の人気小説のコミカライズ第3巻。なにぶんメディアミックスが盛んな作品なので『まおゆう』の漫画はいくつか出ていますが、僕はこれが一番好きです。というか、これしか読んでません。
 3巻では、極光島奪還作戦の終わりから束の間の平和。そして色々な意味で新たな火種が撒かれるところまでが描かれます。いやあ、2巻は1巻より面白いと思いましたけど、3巻はそれより更に面白くなっていますね。この作品、さすがに絶大な人気を獲得しているだけのことはあるなと。
 しかし、2巻の引きを見てどうなることかと少し不安でしたが、終わってみれば女騎士率いる人間側の大勝利で終わりましたね。正直なところ、2巻までは女騎士に死亡フラグっぽいやり取りが多くてドキドキしてました。女騎士の場合、立ち位置的にもサブヒロインというか負けヒロインぽい匂いが漂っていたので、この機に乗じて退場させてしまうのかなーとか思ってましたし。
 ところがまあ、途中で路線変更したのかどうか知りませんけど、3巻では完全に準ヒロイン的な立ち位置を得ていたので一安心(準ヒロインとサブヒロインは似ているようで異なる)。それによって魔王との三角関係がより露骨になり、ギャルゲくささが一気に増したような気がしないでもないです。火竜公女カワイイ。あ、ちなみに友人から、(ネタバレここから)火竜公女が勇者じゃない男キャラとくっつくというのは聞いてるのでご心配なく。(ネタバレここまで)

 ちなみに、個人的なニヤリポイントとしては、初期のころから魔王のもとで教育を受けていた貴族の子弟たちがめっちゃ優秀に成長していたところだったり。
 や、『まおゆう』ってわりと俺TUEE系作品としても面白い部分のある作品なので、そういう視点で見た場合、こういう「ひよっこが(主人公たちとの出会いによって)成長する」というのは見逃せない要素なんですよね。わかりやすい例えとしては、『ダイの大冒険』でいうところのポップみたいな感じです。ハイ。
 あー、それにしても今回も気になるところで引きに入るもんだよなあ。続きが気になる気になる気になる。早く4巻が読みたいですということで一つ。


【アニメ】2012年 第2クール

2012-05-04 | アニメ

 お約束通り、面白かった順でーす(^q^)GWに消化でーす。


■Fate/Zero 2ndシーズン

超安定。超安牌。
分割2クールということで、1クール目はさほど物語が大きく動かなかった印象ですが、さすがに後半に入るとガンガン動いてきますね。つーかどんどんキャラが退場していきますね。
キャスター組に関しては、「当たり前の退場」という感じしかしませんでしたけど、それに続くランサー組の退場には驚いたわー。切嗣さんマジ外道。
切嗣の面白さというのは、この作品そのものの面白さにも繋がっていて、いわゆる「ヒーローもので前口上が終わるまでぼーっと突っ立っている状況」へのアンチテーゼ的な、勝つためには禁じ手だろうと使っちゃうあたりにある気がしました。続きも楽しみです。


■モーレツ宇宙海賊(2クール目)
いやー、めっちゃくちゃ面白い!!
1クール目は序盤ややダレた部分がありましたけど、2クール目は続きがどうなるのか楽しみで仕方がありません。グリューエル絡みのエピソードがどちらかというとシリアス寄りだったせいか、ヨット部の面々と海賊行為を行うコメディタッチなエピソードがより面白く感じますね。甘いスイカに少し塩をかけると、より甘く感じる的な。
ぶっちゃけこの作品って、主人公である茉莉香に好感を持てるっていうのがすごく大きくて、様々な面で「主人公補正」はかかっているんですけど、それが鼻につかないのが楽しめている要因の一つじゃないかなと。主人公の振るまい全てが肯定されるわけではなく、他のアニメであればスルーされそうなやり取りをフォローしていたり(弱音を吐くヨット部の面々に向かって茉莉香が話をしたシーンが象徴的)、とにかくキャラ描写が丁寧です。
まー、コレと対照的な例というか、悪い例としては『スト魔』の宮藤が真っ先に思い浮かんじゃうんですけどね。前部長の依頼を受けるくだりでは、茉莉香の物言いに思わずニヤリとしてしまいましたけど、アレを言ったのが宮藤みたいなキャラだったら「まーた独断専行かよ」ってゲンナリしちゃったでしょう。この差はひっじょーーーーーに大きい。


■咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
2クール目のアニメが上位を占める中、最初に食い込んできたのがコレ。
原作を読んだときと同じ感想を抱きました。つまり……本編よりテンポがよくて楽しめる部分もありますね!

あとStylipSの歌もワリと好きですよ!


■黄昏乙女×アムネジア
おっもしろおおおおお!!! 二番目に夕子さん食い込んできたー!
構成に飽きさせない工夫がしてあって面白いです。実は原作漫画は1巻を買ったんですが、当時はつまらないと感じてしまい、今回のアニメも全然期待していなかったんですけど。化けるもんだなあ。
あと、ヒロインの夕子さんの声優である原由美さんは、これからブレイクしそうな雰囲気があると友人が言ってました。能登、花澤のブレイクを予言したやつなので、かなり信憑性が高いかもしれない。


■氷菓
映像見てるだけで楽しいです。京アニ格が違いすぎる。
最近はどのアニメも作画がキレイになったなあと思ってましたけど、ちょっと他とは比べものになりませんね。話がどういう方向に転がるのかまだわからないので、面白いと言い切れないのがアレですが。


■アクエリオンEVOL(2クール目)
このあたりからは、ちょっと微妙に楽しめなくなってる系で。
んー、なんかアマタ、ミコノ、ゼシカ周りのやり取りが気持ち悪いです。カラッとした三角関係ではなくて、ドロッとした空気が充満していて、僕はそういうの別に見たくないんだけどなあ、みたいな。
前半に見られた勢い任せの展開もナリを潜めてしまい、今はサザンカが面白くて見てるような状態です。ハイ。


■シャイニングハーツ~幸せのパン~
なんかよくわからないけど薦められたので見た。
なんかよくわからないけど続きを見ようと思った。
主人公はヒロインたちと幼なじみかなにかなのかと思ったらそうではなかったり、色々とカオスな部分が見受けられる作品ですが、面白さとつまらなさの境界線上にあるせいか、気にしたほうが負けという気分に。
今期の頭空っぽにして見られる枠はコレだね!


■これはゾンビですか? OF THE DEAD
一期同様の低空飛行というか。
総じてあまり面白くないし、キャラに魅力があるわけでもないんですが、時折クスリと笑えるネタが出てくるのが好きでついつい見てしまいます(例:ダイソンの扇風機)。
二期はいきなり正体バレしてどうなるのかと思ったら、わりと普通に平穏な日常に回帰してしまって「結局アレはなんだったのよ」状態。このへんの、続きモノの作品とは思えない支離滅裂さが、イマイチヒットしない理由なんじゃないかなと思ったりも。

はー、金元さんカワイイ。


■アクセル・ワールド
原作は3巻まで読んでギブアップ。
んで、アニメなら見られるかな? と思ったんですが、逆に「あれ? コレってこんなにつまらない話だったっけ?」と感じてしまう体たらく。
なんかこう、作中でキャラクターたちがすげえテンション上がってるのは声優さんの演技から伝わってくるんですけど、いちいち「え? 今ってそんなに盛り上がる場面なの?」とか「今のそんなに良い台詞だったかな?」とか思っちゃうんだよなー。
設定なんかは面白くて凝ってるくせに、キャラ描写というか、キャラの思考回路を視聴者に納得させようという意欲が足りない気がします。一言で言ってしまえば、置いてけぼり感が酷い。これは原作でも感じました。


↑視聴継続↑
↓視聴中止↓



■夏色キセキ
本来であれば、こういう日常系の作品こそ、『モーレツ宇宙海賊』みたいにキャラ描写を丁寧にすべきだと思うんですけどね。これも『アクセル・ワールド』と同じような欠陥があって、キャラの思考回路についていけなくなることが多いので、見てるとストレスのほうが先に溜まってしまう系で。


■這いよれ!ニャル子さん
阿澄佳奈がヒロインの声でなければ1話の途中で見るのやめてました(^q^)


■戦国コレクション
うーん、1話は結構好きだったんですが、2話でついていけなくなってしまった……。


■うぽって!!
やべぇワケわからん。
いやー、すっげーフィーリング的な話をしますけど、コレって「こういう作品が作りたい!」ってモチベーションがまったく伝わってこないですね。やらしい言い方すると、「世間にはまだこういう作品がないから作ったら売れそう!」みたいな、隙間商売狙いが先に立っているのがミエミエで話題にもならず消えてく典型例じゃないかなコレ。


■あっちこっち
原作も途中でダレて買うの止めましたが、アニメは最初からダルダルwwww
なんかこう、他の四コマ系アニメと比べたとき、「○○にはあるけど、あっちこっちにはない」という比較ばかりされてしまいそうな印象を受けるアニメでした。なにがウリなのかわからないというか、つみきさんの振る舞いが作品のウリだというのは理解したうえで、それはべつにいいです、みたいな。


 つまり半分くらい切りましたという結論に至る。