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サブカルとサッカーの話題っぽい

【漫画】ひだまりスケッチ 6

2011-08-28 | 漫画
ひだまりスケッチ (6) (まんがタイムKRコミックス) ひだまりスケッチ (6) (まんがタイムKRコミックス)
価格:¥ 860(税込)
発売日:2011-08-27

 沙英さんがあまりにもイケメンすぎて吹く。

 こあれまでは、どちらかというと、ヒロさんに支えられる描写多めだった沙英さんですが、6巻の最終エピソードでのイケメンぶりはガチでしょう……! 僕は大抵こういう感想は掲載順に書いていくというのに、思わず最初に書いてしまう程度には驚いたわ。ちゅーか普通にいい話でホロリとしてしまったのだぜ。

 と、最後はいい話で締めた『ひだまりスケッチ』最新巻でしたが、他は相変わらずの日常ほのぼのエピソードでありました。偏見ありすぎってのを承知で書きますけど、ぶっちゃけ四コマ漫画って巻数を重ねるごとに微妙になっていくのが多くてなあ。どんな作品にも少なからずマンネリ感が出てきてしまい、僕自身が飽きっぽい性格ということもあってか途中で買わなくなってしまうことが多くて。
 でも、『ひだまりスケッチ』は、巻数を重ねるごとに面白くなっているのがスゲエです。だからこそ買い続けているというのは言うまでもないですが、話の内容もさることながら、新キャラ投入のタイミングが絶妙でしたよねコレ
 ゆのさんたち初期メンバーの関係性がよかっただけに、新入生が登場するあたりでは不安を感じたりもしましたけど、今となっては完全に杞憂にすぎなかったもんなあ。なずなと乃莉は他の四人とキャラが被ることもなく、かといって絡まないということもなく、スムーズにひだまり荘のメンバーとして馴染んだのは見事と言うほかないです。

 んで、今回は後半にオモシロめのエピソードが固まっていた印象。
 乃莉の「なずなって全部脱ぐと思います?」とか、映画館デートの経験を話して聞かせてヒロさんに殴られる沙英さんとか、カラス口→「美術あるあるだね」とか、振り返ったときパッと思い出すネタが全部後半に集中していました。
 あと印象深かったのは、会話の流れとまったく関係のないところで、ゆのさんが蚊を叩いて宮子を驚かせる話とか。あれって、おそらく初めて、ゆのさんが宮子を心の底から驚かせた瞬間だったんじゃなかろうか。
 他には、乃莉ってツッコミ属性がそうさせるのか、たまに「お前あんまりなずなのこと好きじゃねえだろ」系の、あまり遠慮をしない性格を感じさせるエピソードが多かったのに(6巻最初の「プリン」のくだりとか)、水泳大会のエピソードではなずなの発言に照れていたりして、じわじわと人間関係が変わっている様子が何とも微笑ましかったなと。

 とまあ、そんな感じで面白かったですということで一つ。
 アニメの新シリーズも決まりましたし、勢いが衰えないのはすごいっすなあ。