本日は、表題通り『ゆるゆり』トーク。
何気なく1巻を読み返していて。
あとがきに書いてあった、コレが気になったんですけど。
アニメの第一話と比べると、どういうことなのかよくわかりますね。
例えば、単行本1巻のこのシーン。
この恥じらい方、明らかに現在の京子ではないぜ!?
いや、ありえなくもないというか、こういう反応も可愛いとは思いますが。
ちなみにアニメでこのシーンがどうなっているかというと、
・あかりが間違えて小学生の登校スタイルで現れる
・遅刻確定で、京子と結衣があかりの家にあがる
・階段をのぼるとき、京子が結衣のスカートの中を覗こうとする
・干してあるあかりのパンツを見た京子が「今日同じの穿いてる」と結衣に見せる
これでこそ京子。
というか、こうして見るとアニメの第一話は、漫画の第一話を「現在のキャラクターで再構成したもの」という感じになるんだなあと。アニメが始まる前から原作ファンだった人には常識なんだろうけど、このへんの丁寧な仕事っぷりがアニメの面白さに繋がっているような気がしました。ハイ。
だってさ、コレ、(アニメの脚本の)人によっちゃあ、絶対に単行本1巻の内容をそのままベタ移植するでしょ。で、アニメ業界ってベタ移植ならまだマシって思えてしまうような業界でもあるわけでしょ。それを考えると、しっかり原作の作者さんと意思疎通しつつ作られている『ゆるゆり』アニメが面白いのは道理だと思ったり思わなかったり。
ここまでのところ、綾乃が千歳に平手打ちするくだりが原作よりややキツめに描かれていたり、あかりとちなつの関係が「え? これって場合によってはガチで険悪になるのでは?」みたいに描かれていたり(原作はこのへんのさじ加減が絶妙)と、不安要素がまったくないわけではないんですけど、丁寧に作られているのは間違いないので、これから先も楽しみですという感じで。