津軽ぐだめ記

青森県の南津軽は「田んぼアートの里」、田舎館(いなかだて)村から冴えない”おっさん”の「ぐだめき」を。

2020年4月

2020年04月03日 | 日記

 新型コロナウイルスが世界的規模で猛威を振っている。欧米を始め、世界の観光地は閑散としており、「ゴーストタウン」化していると言っても過言ではない。くやしい事には日本も含め、終息の見通しが全然立たない現状がある。
考えてみれば、人類とウイルスとの攻防は実に古くて新しい問題である。ただ、その闘いが医学の進歩を促してきた面も事実である。
 さて、この大変なる時に「何を言っているのか」と叱られそうだが、変な現象が起きている。これも疫病退散を願う庶民の一種の「信仰」だと思えば頭から否定も出来ない。それは疫病を防ぐと伝えられている妖怪「アマビエ」が人気を集めていると言う事だ。アマビエは江戸時代末期、肥後国(現・熊本県)に現れたとされる半漁人の妖怪で「もし疫病が流行する事があれば、私の姿を描いた絵を人々にすぐ見せよ」と言い残したとか。勿論妖怪伝説であるから誰も本気にはしてないが、こんな時に妖怪に御登場を願うのが、いかにも日本らしい、クスッと笑える話題である。ただ、もうアマビエでも何でもよいからウイルスを追い払ってくれと世界中の人達は願っている。所が、二大国の米国と中国がまるで子供の喧嘩みたいな応酬を繰り広げている。何とも嘆かわしい限りだが、この大変な時にそんな事をしている場合ではあるまい。
 果たして終息はいつになるのであろうか。

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