津軽ぐだめ記

青森県の南津軽は「田んぼアートの里」、田舎館(いなかだて)村から冴えない”おっさん”の「ぐだめき」を。

2006年2月

2006年02月01日 | 日記
小学1~2年の頃に観た映画で、題名は確か「タランチュラ」だったと思う。
放射能か何かで超巨大化したタランチュラが、ゴジラよろしく人間社会を襲う映画で、建物をぶっ壊して暴れまくる場面だけは覚えている。
どうもあの映画以来、私は蜘蛛が苦手になってしまった。タランチュラは大形の毒蜘蛛として広く知られているから珍しい生き物とは言えない。
さて、2004年8月にバジリコ株式会社から発行された早川いくを著「へんな生き物」にはタランチュラも真っ青な事と思う。「本当にこんな生き物がいるのか!」と驚くばかりの珍生き物のオンパレードである。
昨年12月、第2作「またまたへんな生き物」が発行されたが、前作と甲乙つけがたい作品に仕上がっており「おいおいうそだろ!」とこれまた変な生き物がズラリと紹介されている。怪獣否“怪虫”映画の主役を張ってもおかしくない様なのがゴロゴロいる。あの連中が突如巨大化して人を襲ったらと、想像するだけで背筋が寒くなってくる。
海にも地上にも我々の想像も出来ない未知の生物がうようよしているんだと痛感させられる書だ。何かの本で、人類が滅亡した後、地球を支配するのは昆虫だろうと記していたが、あながち的外れとも思えないものがある。今の子供達はカブト虫は別として、兎角昆虫が苦手の様である。この本に紹介されている気味悪い昆虫に触れてみろ、と言われたら私だって手を引っ込めてしまうだろうが、春が来たら、身近にいる昆虫に触れ、親しんでみれば意外な発見に出会うかも知れない。只、眺めるだけでも飽きないものである。しばし、童心に帰るのもまた一興ではないだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする