津軽ぐだめ記

青森県の南津軽は「田んぼアートの里」、田舎館(いなかだて)村から冴えない”おっさん”の「ぐだめき」を。

2005年3月

2005年03月01日 | 日記
酒好きな人であれば、一度や二度は二日酔いの苦い体験を持っている事だろう。私も嫌いではないので、つい度を過ごし、翌日は体調不良が度々ある。丁度良い所でさっと切り上げれば二日酔いとは無縁なのだが、そううまくいかないのが呑兵衛の悲しさで、歌の文句ではないが、ちょいと一杯のつもりがいつの間にやらはしご酒となり、その先に地獄が待っている。それでも酒は、人間関係を円滑にする効果があるのは否定出来ない所である。
政治家の先生方が、夜毎高級料亭へ足を運び何やら密談を交すのも酒と言う潤滑油が大きな役割を果たしていると言える。
さて、過日のむつ市議会定例会で、議案提案理由を説明していた市長が突然、途中で説明をやめ、助役が代りを務めると言う場面があった。その後の定例会見で市長いわく「二日酔いだった」。慌てた市幹部が「冗談です」と訂正し、市長も「体調不十分」と言い直したものの、市長の酒好きはよく知られているとの事で、二日酔いは正直な弁であったろう。市長も人の子、二日酔いもたまにはするだろう。併し、提案理由説明の途中で助役に代ってもらうとは、中途半端な二日酔いではなかった、と言う事か。
青森放送では年一回「津軽弁の日」と言う県内・外から津軽弁による俳句、短歌、川柳等を募集して入選作を発表する番組がある。昨年の投稿句から一つ。標準語に訳して
「すぐ来いよ電話の向うで匂う酒」
友人から呑みの誘いの電話だが、すぐ来いよでアルコールを感知してしまう所が呑兵衛仲間の以心伝心か。原文(津軽弁)のままだともっと味があるのだが。
何れにしても、酒は楽しくやりましょう。
コメント
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