津軽ぐだめ記

青森県の南津軽は「田んぼアートの里」、田舎館(いなかだて)村から冴えない”おっさん”の「ぐだめき」を。

2013年7月

2013年07月01日 | 日記
 前回、向いの蔵に小鳥達が巣を作り、賑やかな事を記したが、今回は裏の話を一つ。
 拙宅の裏は、かつて中学校があった場所で今は校舎を改装して製袋工場として使われており、工場の前は校庭跡地である。校庭跡地であるから、勿論、相当の広さがある。只、工場側に跡地の管理義務まではないらしく、雑草が目立ってくれば村から委託を受けた人が定期的に草刈りをしている。今の時季、名前は分からないが、黄色い花をつけた植物が3分の1程の面積に咲きほこり、風に揺れている光景は如何にも夏を思わせる。
 昔から校庭に桜は付き物で、拙宅の目の前に3本の桜の木があり、春には見事な花を咲かせ、わざわざ弘前公園へ出掛けなくても“観桜会”が出来たものだ。所が、4年程前、この桜が切られてしまった。どうも行政側の都合で切ったようであるが、何故切ったのか理由はよく分からない。何とも惜しい事をしたものである。
 さて、この広い跡地なのに、いつも勿体ないと思う事がある。それは、ここで子供達が遊ぶ姿を殆ど見かけない事だ。全然ない訳ではなく、たまには6~7人の小学生達が三角ベースやサッカーに興じているが、それこそ本当にたまにである。
 私が小学生の頃であれば、願ってもない遊び場であり、毎日悪友達と日が暮れるまで遊んだであろう。
 一に遊び、二に遊び、三、四がなくて五に遊びの、昔日の光景が目にうかんでくる。
 夏休みに入っても、近くの川で遊ぶ子供達を見なくなって久しい。学校プールがあるとは言うものの、自然相手の川での楽しさ、スリル感はプールでは到底味わえない。
 家の中で友達同士、ゲームを楽しむのも別に悪いとは言わないが、何故もっと外でワイワイガヤガヤ、身体を動かして楽しまないのであろうか。こんな広い跡地があるのに、と“ぐだめきおっさん”は思うのである。
 ん、もしかして行政側で遊ぶのを禁止しているのかな? だとしたら、ちょっとお堅いのでは。
 へばなぁ

コメント
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