津軽ぐだめ記

青森県の南津軽は「田んぼアートの里」、田舎館(いなかだて)村から冴えない”おっさん”の「ぐだめき」を。

2018年4月

2018年04月01日 | 日記
 春の来ない冬はなし。みちのく津軽にも待望の春到来である。春と言えば桜であるが、今年の桜前線は何か急ぎ旅のようで、例年より早い各地満開の便りが次々と届いている。
 所で、こちら津軽は名所弘前公園の桜祭りが4月21日から5月6日まで開催される。18日開花、23日満開との予想であるが、ここ数日はポカポカ陽気であり、更に早まりそうな気配である。
 今年も会期中、大勢の花見客が園内を埋め尽くすものと思われる。特にここ数年、海外からの観光客が大幅に伸びており、迎える側のおもてなしぶりも、かつてとは様変わりの様相だ。
 さて、公園の桜は勿論見たいが、喧騒の園内を離れ、もっと静かな雰囲気での桜も楽しみたいと思っている人も多い筈。そんな人達にお薦めなのが弘前市西方の岩木地区(旧岩木町)の「世界一の桜並木」である。当時の岩木町の人達が「どうせ作るなら世界一の桜並木にしよう」と、10年かけて植栽された桜は約6500本のオオヤマザクラ。
 眼前に聳える津軽富士こと岩木山に向かって、約20kmのオオヤマザクラの並木路に車を走らせるのは爽快であり、ソメイヨシノとは趣が異なるのも楽しみの一つである。尚、見頃は例年4月下旬から5月上旬である。
 桜が終わってリンゴの花が咲き、岩木山の上に白い雲がぽっかり四つ五つ。流行歌「リンゴ追分」の世界となる。
 皆様、春の津軽を満喫しにどうぞお越しの程を。
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