津軽ぐだめ記

青森県の南津軽は「田んぼアートの里」、田舎館(いなかだて)村から冴えない”おっさん”の「ぐだめき」を。

2009年4月

2009年04月01日 | 日記
 大リーグの「バンビーノの呪い」と言えば野球ファンにはよく知られている伝説だ。
 1919年、レッドソックスがベーブ・ルースをヤンキースに放出。それ以来、レッドソックスはワールドシリーズでずーっと勝てなかった。バンビーノは、ルースの愛称。
 もう一つ「ヤギの呪い」と言うのがある。1945年のワールドシリーズでのカブス。ヤギを連れて観戦しようとしたファンが入場を断られて「ヤギを閉め出している間はワールドシリーズで勝てない」と予言。それ以来、カブスはワールドシリーズで優勝出来ず、呪いは今も生きている。
 所で、日本にも呪いがあったとは最近迄知らなかった。過日、川底から泥まみれで”救出”された例のカーネルおじさんの人形である。カーネルおじさんを川に抛り込んでからと言うもの、「カーネルの呪い」を受け阪神タイガースは日本シリーズの優勝から見放され、この呪いもカブス同様解けないままだ。所が、カブスからカーネル人形を貸してほしい、と申し入れがあったとか。さては、ヤギにフライドチキンを食べさせて呪いを解こうという魂胆か?
 さて、それにしてもワールドベースボール・クラシックの決勝戦、日本-韓国は手に汗握る息詰まる攻防で、球史に残る試合と言っても過言ではあるまい。
 侍ジャパンと呼ばれたが、同じ侍でも野武士と呼んだ方が相応しい選手達であった。
 勝敗を決めたイチローの一振り。あの場面でイチローに打順が巡ってくるとは。まるで筋書きがあったかの様な天の采配であった。韓国も強かった。敬意を表して余りあるものがある。日本中を熱狂させてくれた侍ジャパンに有難う!
 これが「愛国心」と言うものか。
コメント
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