津軽ぐだめ記

青森県の南津軽は「田んぼアートの里」、田舎館(いなかだて)村から冴えない”おっさん”の「ぐだめき」を。

2015年7月

2015年07月04日 | 日記
 数ある犯罪の中でも誘拐と放火は罪が重いと言う。どちらも悪質、卑劣さに変わりはないが、誘拐は身代金と言うはっきりした目的があるのに対し、付け火を繰り返す放火魔の目的は何なのか?否、火を付ける行為それ自体が既に目的なのかも知れない。
 実は、当村では昨年5月以降この6月までに12件の不審火が発生しており、今年は4月以降だけで8件と、尋常ならざる不気味な件数となっている。6月17日には、ねぷた小屋の前に置いてあったタイヤ4本を焼くボヤがあった。幸い発見が早かったので骨組みは事無きを得たものの、これも含め、いずれも出火原因は不明のままである。燃えた物は廃材、枯れ草、リンゴ用コンテナと様々であり、12件中2件を除いては、同じ地区周辺に集中しているのが特徴となっている。
 勿論、消防署、消防団は相応の警戒態勢を敷いているが、いつどこに現れるか分からない相手であり、またこれは大事であるが、出火原因不明だからこそ、村民誰もが、不届き者の付け火に間違いないと思っていても、放火と断定出来ないもどかしさがある。やはり、犯人を現行犯で捕らえるか、挙動不審な人物を尋問するかでもしなければ解決は難しいだろう。
 これまで住宅への被害がないのが不幸中の幸いであるが、一つ間違えれば住宅火災となる。不安、心配が募る村内であり、1日も早い解決が待たれる。
 犯人よ、あなたの罪は決して軽くはないぞ!

*5月分の「何でこんな物まで」の捨てられていたゴミは「ソファ」です。勿論人目につかないように。もうポイ捨ての域を超えており、困ったものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする