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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

チェンジリング

2013-06-02 | おもろい
映画を観る事に飢え気味だったので、
とりあえずCSでやっていた本作を鑑賞することにした。

まずCS番組表を確認。


「1920年代にアメリカで起きた、警察による子どもの取り違え事件を映画化。
 行方不明の息子を取り戻そうとする母親の姿を描く。」


わかった。予習完了。さぁ、観よう。




観始めて、イーストウッド作品であること、主演がアンジーであることを確認。

こんなことすら知らぬうちに映画を観始める相変わらずの座椅子クオリティに
がっかりしつつ観進める。

マルコヴィッチが出ている映画を観るのは、なんとマルコヴィッチの穴以来。
色々映画を観てきたつもりでいたけれど、案外観てないもんだな、、。と振り返る。



本作のアンジーはセックスシンボル的な魅力を乱暴に振りかざす
いつもの感じではなく、あくまで演技で勝負する、まさに女優としての雰囲気。

1920年頃のファッションやメイクも、当たり前みたいに乗りこなしちゃうのは
さすがの一言。

しかし息子を失って苦悩するアンジーが涙を流すシーンがとにかく多い。
涙でアンジーのメイクが大崩れするのも中盤からは何とも思わぬ感じに
見慣れてくる。





物語は、史実ということで、当時のロス警察がいかに滅茶苦茶で
ヘッポコであったかが描かれます。



子どもが誘拐されて警察に相談して、「見つかったよ!」と言われて
渡された子どもが完全に別人。「これウチの子じゃねーし!!」って
警察に文句言ったら精神病院に強制入院。



まるでコントのような話である。
大体誘拐事件解決のために別の子渡して話を丸く収めようという発想がすごい。
犬でやっても絶対バレるであろうことをよく人間でやったな。



まぁ総じて、物語も非常に分かりやすく、街並やファッションもスタイリッシュ、
そしてアンジーがとにかく魅力的。ということで、おもしろかったです。
やはりイーストウッド映画にハズレなし、です。

勢いで観た予習ゼロの映画が楽しめる映画で良かったです。


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