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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

ヘルタースケルター

2013-07-07 | ふつう
2012年邦画屈指の話題作であった本作を今回観てみました。

公開当時のあのメディア総出のエリカ様復帰祭りも記憶に新しい。





観てみると、開始5分でエリカ様ヌード公開。

はえーよ。

出し惜しみゼロにもほどがある。
テレビだったら絶対CM2回くらい挟むはずだ。

 「このあと、エリカ様が衝撃の・・・!!」 で60秒CM流したあと、
 「遂にこのあと、エリカ様の○○を公開!!!」 でもう90秒CM。

テレビはいつもそんなんばっかだ。



全体的に言えるのだが、これわざわざエリカ様ヌードにならんでも
良かったのでは・・・と思える。

でもヌードになったからこそあんなに話題になったのも認める。




エリカ様の恋人役の窪塚くんは友情出演。

エリカ様とそこそこ激しくエロいことしてます。
友情出演だからギャラ無しなのだろうか。
これでギャラまでもらってたらまた世間の反感買うかもとか思ったのだろうか。



音楽が耳に障ります。

オリジナル曲っぽい曲がどうもダメです。聞いててイライラする。
クラシック曲なんかを引用しているところは、選曲にイライラを感じる。
そして、無駄にBGMの音量がデカい。もうイライラ止まらない。
要するに、音楽はどうも合いませんでした。



セリフが聞き取りにくい。

特に大森南朋。カッコつけた訳分からんセリフをカッコつけてボソボソしゃべって、
結局何言ってんだか全然分からない、という邦画あるあるなダメパターンに激ハマリ。
エリカ様も小声になるところは所々マズかったね。その点でもやはり寺島しのぶの発声はすごい。



「光」がすごい。

この映画はとにかく蜷川監督の「光」に尽きる。
太陽光も、直接光も間接光も、夜景の光も、「光」がシーン1つ1つを彩っている。
劇中で執拗に使われる「赤」と、その赤を照らし出す光。印象的。
夜のビル最上階の寝室のシーンも、「光」が非常に印象的でした。




総じて、沢尻エリカにとって、唯一無二の代表作となるであろう映画だと思います。
彼女がこの年齢で、映画でこの役をできたというのは、運命的なものすら感じます。
そのくらい、この「りりこ」役は彼女以外には無いと言えるかと。

ただ、座椅子は若干この映画の対象層では無かったようです。
物語に引き込まれる感じが全く無かった。

そもそも少女マンガだしな。しゃーないしゃーない。


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