「大日本人」を観たあたりから、いずれコレも観たいなーって思っていました。なんとなく通ずるものがあるものね。
まぁタイトルからしてなんとなくどんな雰囲気かは想像できる。実在した「昭和の脱獄王」のくだりに乗っかったような痛快作なのだろーか。
ブログ的には脱獄ものといったら「ショーシャンクの空へ」に尽きるな。脱獄ものはきっといつの時代も漢(おとこ)が抱くロマンなのだろう。逃げ出して、逃げおおせたら、そりゃ気分いいものね。
観てみると、なるほどこれは確かに「昭和の脱獄王」のオマージュのような雰囲気だ。
しかし物語は、脱獄のテクニック云々から、「何故主人公は脱獄を繰り返すのか?」というところに主眼を移していく。
終盤、明らかになる主人公の目的。そして衝撃、驚愕のラスト。いやそりゃさ、あんな雰囲気でシリアスこの上なく物語進めてきてさ、映画の99%を最後の1%の「ボケ」で片付けるのは予想してないよ。観終えた観客が観終えた5~10分後くらいにクスクス笑い出すであろう可能性に賭けた板尾さんのその勇気は賞賛されるべきかと思います。
しかし板尾さん演ずる主人公、セリフがない割には何故か歌だけは歌う。あの歌も映画観終えた5~10分後にクスクス笑ってしまうポイントだろう。板尾創路という人が、セリフ無しで映画一本主役を演じられる俳優であるか否かは別として、野心的ではありましたな。
しかしこれから吉本芸人の映画監督デビューは続くのだろうか。松本、板尾は妥当なところだろう。しかしあんまり安価に芸人風情から映画監督が続出するのもチョットなんだがね。偉そうですか?どうもすみません。
作品紹介はこちら
まぁタイトルからしてなんとなくどんな雰囲気かは想像できる。実在した「昭和の脱獄王」のくだりに乗っかったような痛快作なのだろーか。
ブログ的には脱獄ものといったら「ショーシャンクの空へ」に尽きるな。脱獄ものはきっといつの時代も漢(おとこ)が抱くロマンなのだろう。逃げ出して、逃げおおせたら、そりゃ気分いいものね。
観てみると、なるほどこれは確かに「昭和の脱獄王」のオマージュのような雰囲気だ。
しかし物語は、脱獄のテクニック云々から、「何故主人公は脱獄を繰り返すのか?」というところに主眼を移していく。
終盤、明らかになる主人公の目的。そして衝撃、驚愕のラスト。いやそりゃさ、あんな雰囲気でシリアスこの上なく物語進めてきてさ、映画の99%を最後の1%の「ボケ」で片付けるのは予想してないよ。観終えた観客が観終えた5~10分後くらいにクスクス笑い出すであろう可能性に賭けた板尾さんのその勇気は賞賛されるべきかと思います。
しかし板尾さん演ずる主人公、セリフがない割には何故か歌だけは歌う。あの歌も映画観終えた5~10分後にクスクス笑ってしまうポイントだろう。板尾創路という人が、セリフ無しで映画一本主役を演じられる俳優であるか否かは別として、野心的ではありましたな。
しかしこれから吉本芸人の映画監督デビューは続くのだろうか。松本、板尾は妥当なところだろう。しかしあんまり安価に芸人風情から映画監督が続出するのもチョットなんだがね。偉そうですか?どうもすみません。
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