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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

サウンド・オブ・サイレンス

2010-03-01 | ふつう
CSの番組案内に書いてあった映画の説明文をそのまま転記。

「精神科医の娘が誘拐された。犯人の要求は、
 心を閉ざす女性患者から6ケタの数字を聞き出
 すこと。緊張感あふれる異色サスペンス。」


番組表の文字数制限ピッタリに合わせながらなんだこの映画を「観たい」と思わせる見事な文章力。映画というより番組表作ってるひとにまず拍手。これ、毎月毎月こんな文字数制限の中でおびただしい数の映画の説明書かなきゃいけないんだから、大変な仕事だと思うよ。さぞかしケータイのCメールとか書くのもうまいんだろう。つーことで、この説明文を読んだだけで観てみようと決めたのでした。


それはそうと、映画は上記の説明の通りで、マジでそれ以上でもそれ以下でもなかった。説明が的を得すぎている。大したもんだよ番組表。

なんか、火サスのような、日本の2時間ドラマを観るような気分で観られました。つまらなくもないし、別にすげーおもしろいワケでもない。長年日本人の「火曜夜のなんとなくな2時間」を浪費させてきた火サスの真髄を見た気分です。


しかし過去の強盗事件と、少女の精神疾患発症の理由との関係、そしてその少女が握る6ケタの数字の意味とは・・・、というカラクリはなかなかでした。これこそ火サス。マイケル・ダグラスが火サスに出たらこんな感じになるのだろう。これなら視聴率20%取れるよ。火サス復活しようyp


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