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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

ミスティック・リバー

2005-10-30 | ふつう
「あの時に~~があれば、~~だったのに。」
「あの時に~~がなければ、~~ではなかったのに。」
人間の歴史も、人の人生も、きっとそれの積み重なりなのでしょう。
この映画は、25年前に起きてしまった悲惨な事件のために、運命を狂わせていく男たちの物語。

などと言ってみたはいいが、実際のところ2日に分けて観た上に、若干途中途中を
シネマ座椅子名物の寝落ちで見逃しているので、本来138分の上映時間を実質150分以上かけて見ているワケですが、まぁそれはそれで。

ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケヴィン・ベーコンの3人はよくもまぁ集めたなイーストウッド!って感じで、見事に適役。特に悲劇の人生を歩むティム・ロビンスが秀逸。ショーシャンクの空へといい、この人いい役&いい演技ばっかだなー。

この映画を観た人全てにとって、「あの時に~~がなければ、~~ではなかったのに。」はあるんでしょうね。それが幸せなものであっても、不幸せなものであっても、この映画を観ることで、自らのそういう偶然を振り返るようなことをしたとするならば、映画って結構素晴らしい。

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