散文詞 「白鷺の舞ひて・・」

朝靄の

水辺に佇む

白鷺一羽



濡れた翼を

身繕い


静かなる

碧き湖面に

わが影映し

まだ見つからぬ

愛しき相手


暫しの寒さ

堪え忍び

いつの日か

つがいとなりて



見せてくれよ

白鷺の舞


やがて花咲く

その時までに


春まだ遠き

冬の朝

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