さてと分解が一通り終われば、 今度は洗浄 組立 調整となる。
使ったのは 漂白剤 汚れるプラスチック部品を全部バケツに放り込み、しばらくの間放置。
ただ問題が一つだけあって、におい消しの触媒は果たして漂白剤につけてよいのだろうか? という懸念が出る。
アンモニアなどを分解する物ゆえ、漂白剤も薬品ですから 化学反応を起こしてガスが出る可能性もある。
ゆえに作業は空気の通りをよくして行いましたが、 つけた瞬間から泡みたいなのが出て、やはり何らかのガスが?
しばらく置いて汚れが柔らかくなったら、やわらかい部品はペイントブラシ、固いステンレスは金たわし手、細かいところは歯ブラシで 洗浄、
終わったらよく乾燥させ、 おっと触媒は もろいので 強い流水を通して漂白剤成分を抜き、ドライヤ使っての乾燥。
大体乾いたら、組立。
まず消臭部を組立、 ファンを本体に押し込み フレームに取り付け。
次に 乾燥部。アルミのフレームの中に ニクロム線と 温度ヒューズがあって火災などから保護しています。
構造的にはドライヤーみたいなもので、単純。
で、ファンを噛ませてフレームに。
人感センサーを忘れずに取り付けて、
ボイラー部取り付け
導水部の配管を忘れないようにしてあとでも先でもいいですが、
導水部取り付けて りりーフ パイプを定位置に。
ポンプ部取り付け ボイラーとの配管を忘れてはいけない。
ノズル組立
注意点としては ある意味動作の心臓部ともいえ、 構造は単純なのに、割と高度な動きをします。
特に洗浄ノズルは ステンレスのノズルが出切った後に少しだけ出たノズルが温水洗浄便座中心軸方向に傾くことで、水の全圧力が先端にかかる様に
なっているらしく、 組立の際にスプリング(両端で大きさ違います、系の大きいほうがノズル先端側です)の入れ方がまずいと
まともにノズルが出てこないんですね。
*実はこれで、何度かこの部分だけやり直しました。
ノズルはスプリングで飛び出ようとするので ノズル出したまま手で押さえて裏蓋を取り付けてネジ留。
指でノズルが何の引っ掛かりもなく動けばOKです、ほんのわずかでも引っかかればやり直し~~~~! 笑
*作業後のテストで ノズルがスムーズに動かないと 何度でもノズル組立やり直しになります。
次、組立てたノズルに配管を取り付けます、ノズルに接続される ブルーの配管忘れやすい、おっとと・・・
はい通水機構は完成。
配管の折れ曲がりや外れなど無いか再度確認したら、基盤を載せ、コネクタを接続していきます。
配線を引っ張ったり無理させたり接続ミスが起きやすいんだけど、この基盤は色別になっていてミスが起きにくくなっていて
作業しやすい。
一番最後に 全部の確認して ネジの閉め忘れや 配管ミス 忘れが無いか再三確認で 全作業が終了。
あとは 便座部の配線を戻し、便器の上に乗せて外部配管を水道に接続するだけ。
作業の成果
ノズルの引っ掛かりが全くなくなり、スムーズに動作♪ 臭気分解の触媒に取り付いていた長年の汚れも
落ちたので、元の性能に復活、さらに本体から発生していた長年の匂い?も消滅し、ほぼ新品同様になりました。
結構面倒な作業でしたが、自分の仕上がり感としては満足いく結果です。
残念なのはもう一台もらってきた方で、電磁バルブが不良。 Panasonicに電話したら 部品はどうやっても
出せないと、おそらく僕より20歳くらい下のおねーちゃんに高飛車に言われました、きつい・・・・
やっぱりと思うのですが・・・・・ 昔の信頼製もどんどん消滅して、単に 平然リストラで内部留保貯めこみ 役員だけ高給取り
で、客に対しては 再三あくどくなるだけのメーカーですからね・・・・ 三洋の買収と 役員の取り扱い見ていればよくわかる。
プラズマテレビ撤退???? ふっ!当たり前です 松下幸之助が泣いていますよこんな粗末な会社になったと知ったら・・・・