フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

わたしにとっての3月11日

2016-03-11 21:10:27 | 雑感
3月11日 金曜日 雨

冷たいシトシト雨が何となく一日中降っていたような気がします。
それに冬に戻った様な、寒い一日になりました。

今日は東北が大津波に襲われた、誰にも悲しい日。朝からテレビもその報道だけです。
わたしにとっては、3月11日は違う面で絶対忘れられない日です。母のお通夜だした。
11日の午後、斎場の人がやって来て、納棺した母が乗った車を見送りました。

式場に向かう準備をしようとしたとき、地震が発生したのです。
母は、10階のスペースを使っていましたから、その揺れはもの凄かったです。
一緒にいました弟が、「揺れるように建てているから倒壊はしない」と言っていました。

母の三面鏡が倒れたり、食器棚から食器がガラガラ落ちてきました。
テレビをつけ、電気がきていることを確認して、ガラスの破片を掃除機で吸い取りました。
姪たちの小さな子どもが怪我をしないためでした。

母の通夜には、次女夫婦は車の渋滞で来られず、車の中で何時間も過ごしていたとか。
予想していませんでしたから、食べる物も無く、空腹とトイレとの戦いだったようです。
実は、その日は初孫の16回目のお誕生日でした。

その孫娘は、今日で21才になりました。彼女は4月から大学4年生になります。
そしてきっと来年の今日、彼女はどこかの病院で看護師見習いをしている事と思います。
地震と原発で悩まされている人たちの環境が、少しでも改善されている事を願っています。

5年前も、テレビ映像の人たちは何時も泣いていました。
わたしも、悲しく辛い日々でしたが、テレビをつけても涙涙の映像ばかりでした。辛かったです。
あの時も、アレルギーが酷くて、目のまわりはアレルギーと涙でクチャクチャでした。

どう違うのかは、言葉に出来ませんが、あるじの時とは違う悲しみでした。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あるじに戴いた黄色い菊 | トップ | 一杯の甘酒で気分転換 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雑感」カテゴリの最新記事