鼻が詰まって昨晩は熟睡できず、グダグダする中、何気に時計を見ると5時50分。Tanaさんとの待ち合わせ時間まで10分しかありません。シュラフを丸めてると独特なエンジン音とともに隣にフィアットが滑り込んできました。
それはそうと、今朝は想定外の寒さ。車外どころか車内まで氷点下で何か暖を取らないと体がもちません。とりあえず鼻詰まりの声で朝の挨拶、コーヒーブレイクです。
大所が昨日解禁し、ここS川は解禁から2週間経って落ち着いただろうと、わざわざ乗り込んだにも関わらずFFMも含め想定外のご同輩はハッキリ言って大きな誤算です。
何とか空いてる日の射す流れでドライをトレースするも、2時間二人とも全く反応がありませんでした。
で、最初に書いちゃいますが、本流筋、魚っ気が全くありませんでした。已むなく上流へ潜りこみボウズ逃れを目論むことに。
辛うじて最初で最後の「出」を捕ることができ思惑どおり「ボウズ回避」です。
余りにも反応が無いので大きく移動することに。
流れもフライ向きで爆釣を予感させたのですが、1km遡行してTanaさんに反応が2回あったのみ。Flyaokiは魚すら見ることがありませんでした。
もう、S川の引き出しはありません。本流の湧水エリアで奇跡にすがるしかありません。
上流部は護岸も遊歩道も無いので渡渉の繰り返しで遡行するしかありません。
川底、其処彼処にバイカモあって雰囲気あるんだけど、魚っ気はココでも全くありません。
二人とも疲労困憊か顔を見合わせ数秒の沈黙後、同時に、「上がるか!」(笑)