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Flyaokiのフライフィッシング

キャリアだけ長いオヤジのFF顛末記!!

濁流の利根川水系

2008年05月26日 | フライフィッシング

渋川伊香保ICを過ぎて渡った利根川が想像以上の濁流に。ルンルン気分はすっかり消え去ってしまいました。

こっちの昨晩(土曜日)の雨は雷交じりだったのかもしれません。

目的のICを下り、最初に渡るU川下流は大増水で目が回る程。

次のS川に至ってはクリー○をケチったインスタントコーヒーそのものです。

本命場所の時間調整と考えていたM川に着いて見ると、

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完全なイワナ域なのに、この有様です。

こりゃー、本命場所もキツイかも。とりあえず向かってみました。

080525no2

ダムサイト側から覗いてみると、濁流のマーブル状態で部分的には若干の透明度も保たれているように見えます。不安を払拭する要因の一つ、インレット側に先客も居ます。

こんな状況での経験則を増すにはイイかも、ってんで無謀にも完全武装でインレットに下りてみました。

先客はエッサマン。2本の振り出し竿の先にはゴミと一緒にヘラ浮きが揺れているので、てっきりコイでも狙ってるのかと話しかけ、断ってからフラシを覗くと、

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(画は見え辛いでしょうが)22~28cmくらいのヤマメとイワナが4~5尾入っています。

序にモジリは在るかと聞いて見ると、「ないねー」の素っ気ない返事が間髪ナシに替えてきました。でも魚を見ちゃったことからいつの間にか強気のFlyaokiに変身です。

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とりあえずインレット上の状況を確認すると、全くポイントがありません。昨年来た時の倍はありそうです。

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インレット側から実績ポイントへ移動するもこのゴミには参っちゃいます。活性が高ければ魚は絶対ゴミの下に居る筈なので暫し、ライズを待つことに。

しかし、待てど暮らせど岸寄りでのライズは全く起こらず、たまに流芯側でイイのが眩しい銀鱗を見せ付けるようなライズを一時繰り返していました。

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結局、3度ばかり岸から5mでライズはあったのですが、我がフライには絣もせず。

エッサマンが帰った15時過ぎ、インレットの小さなライズを狙うもここでも完全無視されちゃいました。

唯一の反応は、ピックアップしようとカディスを滑らしたらボコッ!。勿論テンションも無ければ2度目もありません。この時点で今シーズン初の「ボウズ」を確信です。

イブニングに登場した3人のルアーマンの一人が道路側の崖からのキャストでイワナを掛けたのが、せめてもの救いでしょうか、魚は居るんだと。

ん?、何でイワナって分かったかって?、それは仲間に大声で叫んでいたんからです。

さすがに50m以上離れてたらココで目視で確認できるのはコイくらいですからね。

今日の経験則、ライズが無い時はドライに拘るべからず、水面下で勝負しましょう。でしょうか。

こんなの当たり前の話ですね。(笑)

朝飯を調達したコンビニのおばさんに雨のことを聞いた時の会話。

「川濁ってますねえ」、「山の奥は相当降ったんかね」、「釣りかい?」

「ええ」、「そうかい、こりゃ釣堀しかなかんべ」、「‥(返す言葉なし)」。

地元の人は決してウソは申しません。これが今日の経験則です。

コメント
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