野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

黄色の花弁が小さく輝いてみえる「(ケ)キツネノボタン」(春の花 21-24)

2021年04月12日 09時21分57秒 | 

田んぼなどによくみられる「キツネノボタン」。金平糖のような果実がかわいい。黄色の花弁が小さく輝いてみえる。類縁の「ケキツネノボタン」かもしれない。

(2021年春 川崎市)

 

■春の花シリーズ

「サクラソウ」(春の花 21-01)
「ワスレナグサ」(春の花 21-02)
「ヒメツルソバ」(春の花 21-03)
「レウィシア」(春の花 21-04)
「オオキバナカタバミ」(春の花 21-05)
「スイート・アリッサム」(春の花 21-06)
「ドウダンツツジ」(春の花 21-07)
「カントウタンポポ」(春の花 21-08)
「ホウキモモ」(春の花 21-09)
「アリウム・トリケラトゥム」(春の花 21-10)
「シャガ」(春の花 21-11)
「チョウセンレンギョウ」(春の花 21-12)
「キブシ」(春の花 21-13)
「キランソウ」(春の花 21-14)
「アネモネ」(春の花 21-15)
「タネツケバナ」(春の花 21-16)
「ヘビイチゴ」(春の花 21-17)
「山吹」(春の花 21-18)
「ホトケノザ」(春の花 21-19)
「海棠」(春の花 21-20)
「セイヨウシャクナゲ」(春の花 21-21)
「ホウチャクソウ」(春の花 21-22)
「ラミウム・ガレオブドロン」(春の花 21-23)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)
「ソメイヨシノ」(早春の花 039)
「ハルジオン」(早春の花 040)
「キュウリグサ」(早春の花 041)
「コブシ」(早春の花 042)
「ヤエベニシダレ」(早春の花 043)
「カタバミ」(早春の花 044)
「ゼラニウム」(早春の花 045)
「ハコベ」(早春の花 046)
「おやゆび姫」(早春の花 047)
「ヒュウガミズキ」(早春の花 048)
「ヒイラギナンテン」(早春の花 049)
「ムラサキサギゴケ」(早春の花 050)
「源平枝垂れ桃」(早春の花 051)
「レッドキャンピオン」(早春の花 052)
「イワニガナ」(早春の花 053)
「アブラナ」(早春の花 054)
「ジャノメエリカ」(早春の花 055)

キツネノボタン(狐の牡丹)
多年草
北海道〜九州の道ばたや溝などの湿地にふつうに生える。茎は立ち、高さ15〜80cm、斜上する毛があるかまたはやや無毛、多く分枝する。根出葉は長柄があり、幅4〜10cm、3出複葉。小葉はやや長柄があって、卵形、3深裂し、裂片にはふぞろいな鋸歯があり、両面にねた毛がある。茎葉は短柄があり、3出複葉、上部のものは、単に3深裂。花柄は1.5〜6cm。萼片は5、花時に反り返り、楕円形、長さ2.5〜4mm、背部に毛がある。花弁は5、黄色、倒卵形、長さ4〜6mm。花糸は無毛、1〜1.5mm。葯は1.5mm。集合果は球形、花床に短毛がある。そう果は広倒卵形または広卵形、やや扁平、無毛、多数あって長さ3.5〜4mm、上部の縁は扁平となり、花柱は0.8〜1.2mm、先がひどく曲がる。
花期は4〜7月。(原色日本植物図鑑)
学名は、Ranunculus silerifolius var. glaber
キンポウゲ科キンポウゲ属
最近は花柱の先端の曲がり具合は同定のキーにならず、そう果の稜がキーとされる。検索表。
八重咲きのものをヤエキツネノボタンという。
茎に毛が多いものをヤマキツネノボタンとして分ける説もある。
全体に開出毛が多く、小葉の幅が狭く、鋸歯が鋭く尖るものをケキツネノボタンという。
また花がよく似て、葉が3〜5裂するウマノアシガタがある。



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