I LOVE HARLEY! の独り言




本日、当直明けの休みだったので、朝から「私がクマにキレた理由(わけ)」と「しあわせのかおり」を鑑賞してきました。
「私がクマにキレた理由(わけ)」は、大学を卒業したヒロインが就職活動に失敗し、ひょんなことから上流家庭の子守りとして奮闘する姿を描いた、ロマンティックコメディーです。

我が儘な上流家庭の家族達に振り回されながら、主人公の目から見たそんな上流家庭の実態を、人類学の研究対象のように観察し語り、物語が進行します。
この作品を観ていると、アメリカにおいて大学を出るということが、とても大変なことで、それなりのステータスになるということが分かりました。
また同様に、とんでもない階級社会であるということも分かります。
なんか、嫌な社会です。
スカーレット・ヨハンソンはとてもセクシーなのに、それを押さえて、ヒロインを上手く演じていたと思います。

「しあわせのかおり」は、金沢の小さな中華料理を舞台に、病に倒れ閉店を決意した老主人と母子家庭の若い母親の心の触れ合いを描いた、ヒューマン・ドラマです。

ストーリーも良く、出演者もベテランの演技派で良かったのですが、若い母親が中華料理店に弟子入りするまでが、何となく物足りない感じで、ちょっと唐突に話が展開したような感じがしました。
前段でもう少し二人の人生に触れないまでも、匂わすような演出があったら良かったかなとも思いました。
短い時間なので仕方ないかもしれませんね。
これが長くなると、また、間延びした感じになるかもしれませんから。
中谷美紀さんの演技が、ちょっと浮いた感じもしましたが、藤竜也さんはじめベテランの演技というのは本当に良いですね。
また、劇中の中華料理がもうたまらなく美味しそうで、奥さんが一緒だったら、間違いなく中華料理を食べに行っていたところでした。

本日も素晴らしい映画を鑑賞できて、本当に良い一日となりました。

が、劇場で大きな声で話すおばさん達。
いつまでも、ビニール袋をガサゴソいわせて何かを食べ続けてるおじさん、おばさん。
公共の場では、せめて声を殺して話すくらいの常識を持って欲しいし、1時間や2時間くらい話を止めたり、食べるのを我慢できないものですかね。
映画が始まってから、ビニール袋をガサゴソいわせて食べ始めます。
上映前に済ませられないのでしょうか。
咳をするにしても、ハンカチを口に当てるとか、せめて手を添えるとかあるでしょう。
決まって、お年を召された方達ばかりです。
若い方で、このように常識の欠落した人を見たことはありません。

そんなわけで、ちょっと気分の悪い思いもありました。

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