(NEWS U.S.より)
2012年3月31日、香港紙・大公報は、元政府高官と大手不動産会社トップが汚職容疑で逮捕されたと報じた。中国新聞網が伝えた。
逮捕されたのは元香港特区政府政務官・許仕仁、大手不動産会社・新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ)の郭炳江(トーマス・クオック)、郭炳聯(レイモンド・クオック)の両共同主席ら計8人。汚職を取り締まる香港廉政公署の創設から38年、最上位の官僚の逮捕となった。
サンフンカイ・プロパティーズ副会長 李兆基
レコードチャイナ:廉政公署史上、最高位となる官僚を逮捕=大手不動産会社関連...
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=60061
世界の金融関係者の辞任劇、欧米だけでなく香港やシンガポール、
南アフリカ共和国など、世界中の金融センターに及んでいますが
ここに来て、ついに香港の不動産王(金融マフィア)から逮捕者が出た模様です。
サンフンカイ(新鴻基)、香港でその名を知らぬ者はいないと言われます。
日本で言えば、三菱地所の会長・社長と元国交大臣が一緒に逮捕されたくらいのショックだと思われます。
タイミングから考えて、先日梁振英氏が当選した行政長官選挙との関連が想像されます。
香港よりも中国本土の方が、官僚とデベロッパーの癒着は酷いでしょうから、これは中国共産党が香港を通じて大陸地方政府へ向けて発信したメッセージなのかもしれません。
新鴻基不動産に何が起きたのか: AKAZUKINの投資日記
http://akazukin.cocolog-nifty.com/nikki/2012/03/post-5f21.html