生活・山本太郎代表「なんて生きづらい世の中なんだ。あなたらしく生きてていい、という世の中を目指したい」(産経6/22)
生活の党と山本太郎となかまたちの山本太郎代表は22日午前、東京・新宿駅南口で第一声を行った。「安全性も担保されていない原子力が再稼働され続ける。いつ地震が来てもおかしくない状況にあるのに、どうして原発をとめられないのか」などと述べた。
第一声を行う「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎共同代表=22日午前、東京・JR新宿駅南口(鈴木健児撮影)
詳報は次の通り。
新宿駅周辺をご通行中の皆さん、おはようございます。生活の党と山本太郎となかまたち共同代表の山本太郎と申します。よろしくお願いします。
なんて生きづらい世の中なんだ。自分が生きてて、自分自身が生きてて、許されていると自分で感じますか。世の中からあなたが必要とされていると感じます か。なかなかそんなこと感じづらい。どうしてですか。役に立たなきゃ生きていちゃいけない。生産性がなきゃ生きてちゃいけない。そんなふうに思わされてな いですか。誰かの役に立て。会社の役に立て。国のためになれ。国の役に立て。そんな空気が流れている中、あなたがあなたらしく生きてて、それでいいんだ よ、という世の中を目指したい。じゃあ、そのためにはどうしたらいいのか。
今、あなたの生活、苦しくないですか。生活が安定していなけれ ば、自分自身の中にバランスの取れた気持ちがなければ、前向きに生きることなんて難しいですよね。飢えることなく、住む所にも困ることなく、そして文化的 な暮らしができるような、少しでも演劇とか例えばライブとか読書とか、いろんな文化的なことにふれられるような余裕がなきゃ、生きている意味なんてないで すよね。ただただ働けってか。今広がっているのは長時間労働、低賃金。「これをどうやって是正するんだよ、国は」って話なんですけど、やる気はございませ ん。