(ほんとうがいちばんより)
時間の速度が上がり始めています。まさにこの言葉通りの意味で、です。皆さんが配置設定や不変の定義だと思っていたものは、はもうその意味を持ちません。人類は、「自然の法則」と呼ばれるものが常に存在するとマインドに設定し、全てをはかるためにこの法則を使ってきました。この法則は不変であると定義されているからです。確かにそうだったかもしれません。少なくとも長い間、そのように見えていたのでしょう。しかし今、全ては変化しています。人類は何かが不変だと思うと一番確実な定義とし、この「法則」に従ってきましたが、この法則も変化しているのです。不変と見えているものが変わり始めると、皆さんは追い詰められて何か不変性のあるものをどこかに見つけようとします。そうして私達が以前言っていたカオスは、全く新しい意味をおびはじめるのです。
とは言っても、究極の大激変のことを言っているのではありません。しかし、皆さんの世界中の科学者達の考え方を否定するような兆しが小さい微細なレベルで起き始めます。不可能だと思われるものを思考は否定しようとしますね。長い歴史の中で人類は全知であると考えてきましたから、何が可能であり何が不可能か、その定義は一つしかないと思っています。それが今、ゲームが変わりつつあります。人類の英知探究のために書かれてきた定義を記す学術書は、あらゆる部分を書き換えねばなりません。皆さんは変化しており、皆さんの周りのもの全てが変化しています。第一に問題となるのは皆さんが不変のものとしている時間の定義です。もうそれはご存知の人もいるでしょうね。この件については秘密をすでに掘り下げて調べている人もいるでしょう。この兆しは既に現れており、確かにそれを見たはずです。いいですか、真実と定義されてきたものは、そうすぐに取り消されることはありません。いわゆる秩序となってしまうと、一般的基準として一度定められたものが適用不可となってもその事実を人類はなかなか受け入れることができないのです。
科学団体はこの事実に直面し、困難な状況におかれます。ありとあらゆる定義の土台そのもの、この確実な基盤の上に彼らは生涯のキャリアを築いてきたのですから、足の下で地面が溶けていくようなものです。もちろん一夜にして起きるわけではありません。しかし、何かが進行しているという初めの兆しは、ごく近々中に明らかになるでしょう。そしていつものように、これを受容できるマインドの人がいます。実際のところ、そのような人々はこれが起こるのを今、はやる思いで待ちわびています。まさにこの種の情報を受け取る態勢が整っている人々です。科学者団体は大人数からなるグループですから、組織全体にとって大きなショックとなるでしょう。この情報はある周波数内に含まれ、そうやって伝えられますから、皆さんに馴染み深い表現を使うなら「ヒューズを飛ばす(カンカンに怒る、の意)」ことでしょう。ここで言う「ヒューズ」は生物学的なヒューズ、つまり人間の脳のことも意味しています。
このように言うと脅かしているようですが、ヴェールが薄くなってゆけばそうなります。この情報は一般人にまで浸透してゆくのですから。しかし、名誉を毀損するといった意はありません。ただ、皆さんは旅の途上で既に見てきたものを、皆さんの仲間の人々はまだ見ていません。しかし、情報は彼らとも交流を始めるのです。思い出してください、皆さんはパイオニアであり、何かが確かに進行していることを前もって知っています。ですから、皆さんはこの変化が起きる、と予期しています。しかしずっとこれまで通りに日々を過ごしている普通の人々は何が起ころうとしているか、全く想像すらつきません。彼らにとってはこの変化はショックなことです。知っていることも自分自身も、全てが粉々に砕かれるようなショックかもしれません。中にはこのショックをきっかけに目覚め、皆さんの目の前で文字通り「息を吹き返す」人々もいるでしょう。いいですか、システムにショックを与えると蘇生する場合がありますね。通常の拍動が停止してしまった心臓に電気ショックを与えると、再び鼓動し始めるのと同じです。
このショックも同じようなものです。強大なパワーが急増すると、その衝撃で大勢の人間が回復への道を進み始めるのです。ここで言う回復というのはもちろん、皆さんがこれまで長い間かけて歩いてきた道のりのことです。こうして彼らは皆さんに加わり、人生に再び入り直す探究の旅を始めます。それがやがて彼らだけではなく世界全体が真新しい生き方を手に入れることに繋がってゆきます。つまり、皆さんがすでに行っている「愛の作業」に彼らも加わり、新たなウエイトが付加された天秤はまた皆さんの側に傾きます。そうしてさらに早い変化が促されてゆきます。短期間内にあらゆる変化が起こらねばなりません。そのためにはまずは科学者達がこの超大転換を受け入れねばならないのです。短期間で古い荷物をたくさん捨てなければならない、なぜなら彼らは新しいものを深いレベルで受け入れる力を持たねばならないからです。彼らの論理を支える基盤全体に渡って見直しが必要となるでしょう。そうすれば次には、皆さんが散らかしてきたこの世界を修正してゆくことも可能となります。ええ、口が悪いかもしれませんが「散らかしてきた」のです。皆さんは大掃除をせねばなりません。実に、短期間内に大掃除が必要となるでしょう。
もちろん私達も皆さんを手伝いにきます。しかし、あらゆる形において大変な作業は全て皆さんがせねばなりません。そのため、実際には科学者達がその作業を担当することになります。彼らは心底から全身を投じてこの作業に当たらねばなりません。そのために、自分達がこれまで当然だと思っていたものは正確性に欠けていることを見せられても、それでも科学者達は立ちあがらねばなりません。それだけではありません。多くのことを教えてくれる知的生命体が他にもいるという事実をも受け入れる必要があります。ですからプライド高きマインドの人々は、彼らよりも遥かに優れたマインドの生命体がいるという事実に従わねばなりません。過去に名誉を受けてきた人々のうち、何人がこれに耐えるでしょうか。時がたてばわかることでしょう。ただし、恐れないでください。私達は皆さんの中で優秀なマインドの人々をたくさん知っています。その人々はこの好機に飛び付き、この課題達成のために全身を投じて取り組んでくれます。信じてください、この人々なら聡明にやり抜きます!これは実に入念に計算された計画だと言いましたね。この計算に漏れはありません。この計画を実行するために必要なパラメーターは全て揃っていることが私達にはわかっています。ですから、スケジュールに従って計画の全てを展開してゆきます。
喜びの叫びに混じって異議あり、の声が聞こえますね。それでよいのです。これについては、あらゆる形で副産物が生じることを私達は十分承知しています。ただ忘れないでください、人類は自由意志の法の下に生きています。ですからこの先、一人一人に起きることは皆さんがその肉体の中に着地する前に選択してきたことです。ですから、何をするか、何をしないか、誰もそんな強制は受けません。この計画は皆さん自身がここに来る前に引き受けた役割に基づいて進みます。ええ、今回の転生では何があろうと新しいものを受け入れない、と選択してきた人々もいます。その場合は、そのように行動することでしょう。ただし、何が何でも新しい世界に足を踏み入れるチャンスのため、そう明確に決めてここに来ている人も多数います。この壮大なる救出オペレーションに参加するためです。これは沈没してゆく船を危機一髪のところで救助し、もう一度船を作り直すというプロセスのようなものです。人類は、まさにこの惑星を大惨事寸前まで追いやってきました。これから全てが動き始め、極端に行き過ぎたものを全て修正するのです。
そのような訳で、絶滅するのではないかと恐れる必要はありません。たとえ自由意志によって命じられても、絶滅は許されないのです。いいですから皆さんは自分自身の運命を選択することはできますが、惑星全体の運命を選択することはできません。これについて、全ては万全に対処されていますから、皆さんはこのオペレーションの次の段階だけを選べばよいのです。皆さんは主権を有しています。もし新しさを受け入れると選択すれば、その方向へ進むべく環境が自ずから整ってくれます。この全てから離れよう、そう選択する人にも、そのような環境が現れるのです。ですから全ては順調なのです。イベントは全く逆の方に向かっているように見えていても、それで万全なのです。
ですからこれからの数週間に何が起ころうと、皆さんは自分のハートに定めてきたことに向かって進んでいるのだということをわかっていてください。あらゆるカオス、あらゆる混乱が起きるでしょう。しかし、喜び祝うべき理由もたくさんあります。光が言葉ではとても説明できないほどの速度・値で到来します。光がホーム(故郷)に触れると、この壮大なる変化の最終段階を始動させます。しかも、この対象外となる人は一人もいません。老いも若きも、一般の仕事に就いている人も聖職者も、裕福な人も貧乏な人も、横柄な人も謙遜過ぎる人も。全人類に影響を与えるのです。光はホームを等しく打つのですが、その結果は個々の設定により異なります。つまり、皆さんの選択により最終結果が決まります。そして皆さんの選択は、全創造物にとって神聖なのです。これまでも常にそうでした。今回も、それは同様なのです。
ですからゆったり座って何が起きるか観察していてください。このプロセスで皆さんには主要な役割の他に観察者となる役割もあります。皆さんは全ての詳細はわからなくとも、何が起きるかは「知っている」のですから。しかし前もって詳しいことを知ることはありません。ただ大規模な変化が起きる、そう知っています。そしてそれが皆さん自身のためでなければ、この変化はそもそも起きはしなかったのだということもわかります。ですからこれから起ころうとしていることを考えて怖くなって震えがきても、皆さんがずっと昔から夢みていたような形で終末を迎えますから安心していてください。
これです、これこそがこの物語の最終章へのカウントダウンの始まりです。最終章では人類の全く新しい物語が始まることを告げています。その物語では愛が最上位にたって君臨し、過去は水に流し、復活するようなことは決してありません。このプロセスが完成した時には、皆さんを脅かすものも惑星を脅かすものもありません。その時までに皆さんは輝く未来を分かち合い、繋がり合い、幸せになっています。過去にはあり得なかった状態で、です。皆さんは光の中の最も輝いている部分、核の中に向かって前進しています。そこで全てのものが生き返るのです。もう、前も後ろも見る必要はありません。ただ、いま・ここに在る状態です。皆さんが夢見てきたもの、それ以上のものです。
いま、第一の兆しとして地平線上には雲が立ちこめているように見えていますが、破滅や破壊などを示すものではありません。それは救済の兆しです。光の豪雨が降り、人類や惑星を長らく汚してきた垢の最後の痕跡を洗い流すでしょう。皆さんは洗い清められ、内から輝き始めます。そしてその光でもって皆さんは新しい明日へと進んでゆくのです。そして古い歴史の最終章を、この光でもって閉じることでしょう。
Channeller: Aisha North
The manuscript of survival – part 374