ふるやの森

地球文明の再生に向かう
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繰り返し続けるテスト 2

2010-03-19 18:19:53 | GFLJメッセージ
戦前の日本で家庭において絶対的な権威を持って家族を指導した父親の権威が喪失したのが(敗)戦後の日本の家庭であった。「民主主義」の家庭では家族の話し合いと合意で物事が進められるべきだと考えられるようになった。戦前は有無を言わせぬ「オヤジのゲンコツ」が威力を持つ場面もあった子育ては子どもの自立を育てる教育へと変容した。幼少期の段階の子どもたちは両親に依存した関係にあるが、思春期以降の子育ては親が子供を手放していくプロセスになる。

ちょうどこれを人類の歴史に置き換えてみると、人類の初期段階では神は絶対的な権威を持って預言者を通して託宣を伝える存在であった。モーゼも釈迦も厳格に戒律を申し渡している。ちょうど、レベルの低い学校の不良生徒に校則を厳しく言い渡して処分で取り締まる関係である。人類の成長が進んで理性的に物事が理解できるようになった段階で神は新しいスタイルの指導に移行した。インターネットを通してチャネラーに自分の意思を伝えさせるという方法に・・

新しい地球文明のイメージをYouTubeの動画や音楽でつかませながら、「ファーストコンタクト」というイベントを通告させた。これが第1回銀河連邦公示である。2008年8月という時期は、ブッシュ政権がイラン核攻撃の準備を始め、預言者が大災害の予測を広めた危機的状況のピークであった。経済崩壊もこの時から開始している。つまり、10・14はどうしてもこの時期の人類に伝えなければならない希望のメッセージだったのである。

さて、では実現しなかったのはなぜか?先ほどの例にもどろう。

戦後の家庭で中学生になった子供がわがまま勝手なことを言い出して、注意しても親の言うことを聞かなくなった家庭で、父親は母親と相談して海外勤務を希望して子どもを兄弟と一緒に日本に残して去っていった。子どもたちだけで勝手に生活を続けた結果、家は傷んで崩壊寸前だった。そこに父親から電話が入った。「来月帰るよ」兄弟は喜んで待っていたが、父親は帰って来なかった・・・

ここに前の問題の答えがあるように思う。

意識が現実を創造する

2010-03-19 15:30:05 | 縄文宇宙文明
かいまみた死後の世界
レイモンド・A.,Jr. ムーディ
評論社

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教師時代の終わりごろ、私は孤立して図書室ですごすことが多かった。授業研究に専念したかったこともあるが、世間的な話題に興味を失い新しい知識に飢えていたこともある。そのころ読んだ本で印象に残った本を、記憶をたどって紹介したい。
(この本がそうかは確信が持てないので違ったらご容赦願いたい)

SFという形で興味深く死んだ後の世界が描かれている。主人公は死んだ後青い部屋に寝ている自分に気づく。後のガイドによる説明によると、本来死後世界には物質は存在せず何もない空間に自分の意識だけが漂っているのだが、おちついて休むことができるように高次元の意識体が協力して創造してくれたスペースだと言う。しばらく休んだ後で主人公は部屋から出て別の意識体と出会う。

1人は生前に過食症だった女性で、自分の身体に強いコンプレックスを抱いていた。彼女は死後も肥満体の身体を自分で作りだして悩み続けていた。

もう1人は会社勤めに明け暮れていた男性で死後も会社に勤めて数字の計算を続けていた。マンホールの中に会社があり、広報担当者が「この会社は従業員満足度がトップなのです。」と自慢していた。

死んでもう肉体から意識が抜け出しているのから、自分の好きなように体をデザインできるし、貨幣を必要としないのだから労働しなくても良いはずである。この場合、上のケースの問題は自分の「思いこみ」にある。おそらく女性のケースは自分の弱点を自分自身だと錯覚してそれを放棄できない意識が、肥満体を創りだしている。男性の場合は会社勤めを離れた生活が考えられず、指示を受けて労働することが自分の存在証明となっているのだろう。

考えてみると、死後の世界で起きていることは今3次元の現実でも起きていることではないだろうか?人は、共通の「現実」に生きているのではなく、一人一人が自分の現実を一瞬一瞬に創造しているのではないのだろうか?言いかえれば自分が学ぶべきことを学べる環境を創りだしているのである。ある人にとっては、朝から夜遅くまで会社で働くことが現実であり、ある人は自分のしたいことが自由にできるという現実を創りだしている。混乱が現実である人もあれば、秩序ある調和に生きている人もある。「何が本当かわからない」人は、その現実の中で真偽を選別する能力を身につける必要があるからではないだろうか?

チャネリングメッセージは、世界の変容と自分の意識の上昇が分離できない一体の関係にあることを伝えようとしてきたのだと思う。