ジョニーのメモリアルナイト

センチなジョニーの独り言

鈴木翁ニ

2006-03-17 22:27:59 | 本と作家
このタイトルを見ただけで鈴木翁ニが何者かわかる人は殆どいないだろう。ボクにしても数年に一度想い出すかどうかの人物で、しかも人物は全然イメージにない。ググって見たら今は歌手としても活動しているらしいがそれも初めて知った。

ガロ(青林堂)とい漫画雑誌があって学生時代はよく読んでいた。まんだらけ社長の古川益蔵もこの雑誌に書いていたし、川崎ゆきお(知る人ぞしる漫画家)林静一(赤色エレジー)、勝又進らとともに鈴木翁ニがいた。宮沢賢治のようなメルヘンの世界を描く漫画家というイメージが強く残っている。

どんな漫画のどんなストーリーだったかはすっかり忘れてしまったが、孤独な主人公が夜に向かって呼びかけるラストシーンの言葉が忘れられない。

「応答セヨ、応答セヨ」

一人暮らしで凄く淋しかった夜、誰か応えてくれる人はいないかと「応答セヨ、応答セヨ」と呼びかけた。結婚はできなかったけれど、その呼びかけに「応答です、応答です」と応えてくれた人がいた。

ワイフや子供など家族がいて、想い焦がれる素敵な人もいる現在だが、ふと誰に向かってかはわからないけれど「応答セヨ、応答セヨ」と呼びかけている自分がいる。人は誰にもわからない孤独を抱えて生きているのだろうか?

探偵ナイトスクープ風

2006-03-16 11:45:53 | My Favorite Music
MONの邦楽トップ100で見たPVが「探偵ナイトスクープ」を意識して作られていて面白かった。「探偵ナイトスクープ」は関東エリアでもオンエアされているらしいが、前にみたオンエア時間は午前2時あたりだったので関西に比べて関東は認知度は低いかもしれない。

「まあ~、そのぉ~ですねぇ~」高いトーンで始まる桂小枝のトークがでてくると、刷り込まれているボクは「探偵ナイトスクープ」をすぐイメージするのだ。

このPVはそのままの出だしで、桂小枝がファンの女の子を黒幕でおおわれた前のイスに座らせる。その女の子は何が始まるか知らされていないが、幕が上がると、1人だけのための演奏が始まる。ファンの女の子が本当に何もしらされていなくて、驚きと感激の表情でうろたえたまま演奏が進んでいく。見ていてボクは女の子に「もっと冷静になってじっくり聞いた方がいいよ、一生に一度のことだからね」と語りかけていた。でも、冷静になれというほうが無理だな。

ロードオブメジャーの「さらば碧き面影」だ。曲も迫力があるし、詩もイイ!多分、このCDも買うだろうなという予感がしている。

風のハルカ

2006-03-15 12:23:08 | 雑感
出勤時間が遅いのでNHK朝の連続小説を見る。朝からワイドショーを見たくないのも理由の一つだ。だからといって必ず見るわけでもない。2004年からの「天花」「わかば」「ファイト」は見ていない。「天花」の演出、役者がひどくてその後遺症があったかもしれない。「天花」は仙台と東京の距離感が全然伝わらず、今どこが舞台?というのがよくあったし、主役がイタかった。

「風のハルカ」も一生懸命見ているわけではないが、筋トレやピラティスをやりながら見ている。見ているのはまあ好きなほうだからかな。

いや、連続ドラマの話しでなくてハルカの台詞の話だ。
ムラサキという女の子からアプローチを受けているが、態度が煮え切らない父に対して「恋する人は、相手の一言一言に喜んだり、落ち込んだりするものなのよ。だから曖昧な言葉じゃなくてハッキリするべきよ!!」みたいな台詞で、それはハルカの心境をムラサキさんに置き換えていっているのだけれど。(今、調べたらムラサキは名前でなく村崎という苗字で、しかも役者が三浦理恵子だと知ってビックリ!)

そう、相手の一言に喜んだり落ち込んだりしている人がここにいる。恋をしているんだと図星をさされて朝からドキッとしたというお話しでした。

言葉のチカラ

2006-03-14 12:50:18 | 言葉
言葉は
感情的で、
残酷で、
ときに無力だ。

それでも
私たちは信じている
言葉のチカラを。

朝日新聞の広告のコピーだ。TVでは、9.11の炎上するビルや、子供が銃を持った映像にかぶさって流れるコメント。地下鉄の広告では、地震で崩壊した道路の写真にこのコピーがのっかている。

余分なものをそぎ落としたシンプルでとても訴求力の強い良いコピーで、言葉の重さやチカラを考えさせられる。

秀逸と思うのは最後の「力」を「チカラ」と片仮名にしたところだ。これが漢字だったら力強さが伝わらなかったと思える。

ペペロンチーノ

2006-03-13 12:09:20 | グルメ
オリーブオイルを使ってドレッシングとペペロンチーノを作った結果報告です。ドレッシングは1対3の黄金比率を遵守して作ったが、ちょいと薄くて……薄くて、あまりドレッシングらしさを感じなかった。原因はわかっているレモンを直接絞らずに、娘がダイエットで使っているレモン100%を使ったからだろう。なので、この評価は次回まっとうなレモンの絞り汁を使うまでペンディングだ。

さて、ペペロンチーノであるがジュニアの評価は「美味しい」であった。ボクの評価はというと美味しいような気がするである。以前のレシピで作ったパスタと同時に比較すれば微妙な違いがわかるかもしれにないが、今回のだけでは何とも言えない。

でも、ジュニアから評価をいただいたのでこれからはこの作り方で行こうと思っている。

NAMELESS WORLD買ったよ

2006-03-12 14:25:55 | My Favorite Music
遅ればせながらコブクロの最新アルバム「NAMELESS WORLD」を買った。収録されている曲はシングルでも発売されている「桜」「ここにしか咲かない花」を含めて12曲だ。


1. Flag 2. 桜 3. 六等星NAMELESS STAR TRACK 4. ここにしか咲かない花
5. 待夢磨心タイムマシン 6. Pierrot 7. Saturday 8. 大樹の影
9. NOTE 10. ニStarting Line 11. LOVER’S SURF 12. 同じ窓から見てた空

「桜」はTVドラマ主題歌にもなっているので現在もヒットしているが、作られたのがデビュー当時ということもあってボクは「ここにしか咲かない花」のほうが完成度が高くて好きだ。

でも、アルバムに納められている曲でこの曲はパス!というのが無いというだけでもコブクロは素晴らしいと思う。そんなアルバムはなかなか無いのだ。

ボクは「Saturday」とか「NOTE」が好きだな

慣習?

2006-03-11 14:01:15 | 雑感
大阪へ出張にいった訳は、大阪事務所を移転するので光プレミアムの工事調査に立ち会うためだった。光は人気があって西宮のH君は申し込みから開通まで5ヶ月かかったそうだ。移転時に光が開通しなければ、当面はADSLで我慢するしかないが何時開通するかは来週NTTからの連絡待ちである。

賃貸契約書に押印して送付したが貸し主からは何時押印されて帰ってくるの?と立ち会ってくれた不動産屋に尋ねると、「保証金、家賃1ヶ月分をが振り込まれてからです」との事。エエッーーー!

契約を交わして初めてお金を振り込むのでしょう?振り込んでから、契約を交わすんでは意味がないと言い張ったが、不動産屋は「これが不動産業界の賃貸の慣習で、振り込まれたお金を持って契約書に押印してくださいと貸し主にお願いに行くのだ」と言い張られた。

納得いかないなあ。契約の意味がないじゃん。大家と店子という関係からいまだに脱却できていないのかなあと思うが、振り込んでから契約というのは不安だ。

オリーブオイル

2006-03-10 11:03:58 | グルメ
今日のはなまるマーケットは「オリーブオイル」の特集だった。ドレッシングとペペロンチーノ作り方のコツがわかってボクにとってはなまるだった。

ドレッシングの黄金比率というから「1対1」じゃないのと思ってみていたら、レモンの絞り汁1に対してオリーブオイル3が黄金比率だそうだ。塩を少々くわえ、よくまぜるだけで美味しいドレッシングができるそうだ。これで美味しければ、ポン酢を作った残りの橙の絞り汁があるからこれも試してみよう。うーっ、楽しみだ。

ペペロンチーノを美味しくつくるコツは、パスタのゆで汁のいれるタイミングだった。普通はオイルにニンニクと鷹の爪をいれ、ニンニクが色づいてきたらパスタを入れゆで汁を注ぎ絡める。ところが、イタリアンのシェフのやり方は、オイルにニンニクと鷹の爪を入れるところまでは同じ。このオイルにゆで汁を絡めるのが美味しくなるポイントだそうだ。オイルにゆで汁をからめ一生懸命かき混ぜ乳化させる。この乳化が美味しさのポイントだそうだ。

今日は大阪へ出張なので、作れないけれど明日はペペロンチーノと野菜サラダでブランチ。とても楽しみだ。ワクワク!

友部正人さん

2006-03-09 12:14:50 | My Favorite Music
早川義男さんのホームページを見ていたら、友部正人さんのホームページのリンクが貼られていたので飛んでいった。プロファイルを見ていたら、ボクが行ったコンサートは千代田公会堂の「また見つけたよ」だった。最近の活動で、2月に横浜で友部正人プロデュース ポエトリー・リーディング「LIVE! no media 2006 草原編」というのもやっていた。

出演者は谷川俊太郎、遠藤ミチロウ(元スターリン)、知久寿焼、尾上文、オグラ、田口犬男、平井正也、宮沢章夫、峯田和伸、ぱく・きょんみ、友部正人、石川浩司。詩の朗読会みたいなものか?

非常に!影響されやすいたちなのだボクは。

この情報にふれた途端に、そうそうこういう世界も好きだったんだと、忘れていた繊細な自分を思い出す。思い出した途端に忘れていた時間を取り返そうとあせる。そのあせりが「LIVE!no media 2004 (朗読CD付き)」(思潮社)を注文させたのだ。まあ別に悪いことではないけれどネ。

この詩を読んで、朗読を聴いてどうボクは触発されるのだろうかとても楽しみだ。

光プレミアム

2006-03-08 11:55:17 | 雑感
今日は自宅に光プレミアムが開通する日なので、今日はここまで。申し込みから開通まで1ヶ月半、早いほうだろうか?

ポール・ニザン
「ぼくは20歳だった。それが美しい年齢とはだれにも言わせない」

ふと頭に浮かぶ言葉だ。