ジョニーのメモリアルナイト

センチなジョニーの独り言

トーマス・ハリス

2005-09-30 16:43:05 | 本と作家
本屋での定点観測にトーマス・ハリスは含まれていない。寡作だから毎回探すのは
徒労に終わるからだ。
最新作は「ハンニバル」。映画も見たけれど、小説には追いついていなかった。とい
うか、小説をまるのまま映画にしようとしたので、ストーリーをおっかけるのにいっぱい、
いっぱいでレクターとスターリングが表現しきれていなかった感がした。

トーマス・ハリスをはじめて読んだのは「ブラック・サンデー」アメフトの試合会場が
舞台になっていたのがきっかけ。その後「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」と続いた
が、「ブラック・サンデー」とは全然違った世界に同一作者かと驚いた覚えがある。
しかし、確かその2作の間に6年という月日が流れていたのを考えるとそれも納得で
きる。日本の作家ではとうてい考えられない。D・フランシスも1年1作だからこその
内容の濃さかもしれない。小説の収益構造が英語圏で広いのと日本語圏との違い
なのかな。

ちょっと、脱線したけれど「ハンニバル」はそれまでの2作に比べると内容が薄っぺら
い感じがした(あくまでも全2作との比較だが)。多分、レクターシリーズはこれで終わ
りなので、次回作をどんな題材で書いてくれるかとても楽しみだ。心配なのは次回作
が発表されるまで、ボクが生きていられるかどうかだな。

本屋の散歩

2005-09-29 15:03:34 | 本と作家
時間が余ると本屋で時間をつぶす。まず、作家の新作が出ていないかをチェックする。
外国作家だと、マイクル・コナリー、ロバート・パーカー、ローレンス・ブロック、ジェフリ
ー・ディーバー、ロバート・クレイス、スー・グラントン、そしてもう新作はでないだろうなと
思いつつもディック・フランシスを定点観測する。

これらの作家の新作が出ていた時にどういう行動をとるかは作家ごとに違う。
マイクル・コナリー、ロバート・パーカー、ディック・フランシスは無条件に購入する。
ローレンス・ブロックはマット・スカダーシリーズのみ購入(最近このシリーズの新作が
ない)。バーニィや殺し屋シリーズは購入しない。
ロバート・クレイスは少し立ち読み(面白いだろうなと念を押しつつ)して、結局購入する。
ジェフリー・ディーバー、スー・グラントンは図書館で借りて読む。

新しい作家はタイトルと後書き、出だしを1,2ページサラッと読んで感性にあえば購入する。
最近上記のレギュラー陣に割って入る作家がいなくて少し淋しい思いをしているので、これ
はお進めというのがあったら教えてください。日記を読んでいるみんな、お願い。


片岡義男

2005-09-28 14:53:40 | 本と作家
映画「メインテーマ」の原作が片岡義男だと昨日のブログを書いていて知った。
この作家の本も一時期むさぼるようにして読んだ。「彼のオートバイ、彼女の島」が
そのきっかけだった。
この本の中の表現なのかは?忘れてしまったが、初冬早朝の交差点で主人公の
体の下で「ドッ、ドッ、ドッ……」とアイドリングを続けるオートバイがかけがえのない
友達のよう書かれていて、オートバイの免許をとってそんな感覚を得たい衝動に
かられた思いがある。

そう、この小説も確か映画化されてヒロインが原田知世のお姉さんの「原田貴和子」
で、自分のイメージと違った覚えがある(原田がポッチャリしていた)。

「波乗りの島」もすごく好きな本で、続編がいつ出るのか楽しみで本屋へ行くと必ず
片岡義男のコーナーへ足を運んだけれど、ついに出なかったな。あきらめた頃には、
女性向けの作家としてもてはやされていた。

メインテーマ

2005-09-27 12:57:03 | My Favorite Music
中原めいこを思い出したついでに、その頃好きだった歌が薬師丸ひろこの
「メインテーマ」だ。この曲は映画「メインテーマ」の主題歌で、若き野村宏
伸と薬師丸が主人公のラブストーリーなのだが、ちょっと不思議な感覚の映
画だった。多分監督が色々と実験をしていたのだろう。いきなり早口になった
り急に場面転換したりして、ボクには結構面白くて何回も見た。
監督 森田芳光 桃井かおり 財津和夫(元チューリップ)も出ていた。 

飛行機から眼下に沖縄が見えるシーンでこの曲がかかる。

♪時は忍び足で 心を横切るの もう話す言葉も浮かばない
 あっけない Kissのあと ヘッド・ライト点して 蝶のように 跳ねる波を見た
 好きと言わない あなたのことを 息を殺しながら 考えてた
 愛ってよくわからないけど 傷つく感じが素敵
 笑っちゃう 涙の止め方も知らない 20年も生きて来たのにね……♪

作詞 松本隆 作曲 南佳孝。
好きなので、ダウンロードして着メロにしたがすごくチープで泣けてきた。
    

今夜だけDance・Dance・Dance

2005-09-26 16:32:52 | My Favorite Music
トラックバックしてくれた「lazymaxx」さんのブログを見たら当時お気に入りだった
歌をいくつか思い出した。lazymaxxさんは80年代の音楽がお気に入りだ。

とっても好きでアルバムも持っていたけれど、いつの間にか聞かなくなってしまった
歌手が「中原めいこ」だ。タイトルにある「今夜だけDance・Dance・Dance」を聞いて
好きになった。この曲はボクぐらいしかおぼえてないと思うけれど、あの悪名高き
「豊田商事(豊田ゴールド)」のCMソングだったんだ。まだ問題になり始めのころ
三重テレビというローカルな局でよくみたCMだ。

中原めいこの曲では「ジェミニ」もお気に入りの曲だ。若かりし頃、まだ血液がワイン
じゃない川島なお美もこの曲を歌っていて、それも気にいっていた。


調子がいい

2005-09-22 11:25:00 | 雑感
休肝日が終わった。本当に体の調子がいい。まず、目覚めがいい。それと通常夜2回は
トイレにおきるけれど、休肝中は寝たら目覚めるまで一度もおきなかった。ビールのせい
だろうと思う。昨日のブログに書いたように食事も量は少なく、11時以降は食べないし、
豆腐やちりめんじゃこ、野菜サラダと仙人みたいなメニュー。体も軽い。

じゃあ、良いことづくめなのでそれを続ければいいのにとみんなが思う。でもそこが酒飲み
の悲しい性(さが)。飲んだら止まらない。

でも、今回は本当に調子がよいので酒量は減らす。11時以降は飲食禁止(但し、飲み会は
別……ここら辺りが駄目なんだとわかっちゃいるけれど)。

体のこと色々

2005-09-21 15:02:45 | 雑感
昨日、今日は久しぶりの休肝日。少しデブになっていた原因の一つ(一番大きな原因)は
なんといってもビールの量だ。毎日350mlを4缶。休日になるとそそれが倍以上に増え、
寝るまでだらだら飲んでしまう。寝る2時間以上前には飲食しないのがデブにならない
秘訣。それを改めて実践しようと、まずはビールの節制から始めたわけ。

もう一つは自分の汗くささに閉口している。バスケを始めてから夏場はTシャツ3枚替えて、
バスタオル1枚がビショビショになるほど汗をかく。なので、行く前はシャワーを浴びて行く。
だから、汗の量は気になっていたが、臭いは全然気にならなかった、と思う。今年の夏、
タオルがアンモニアのような刺激臭で一杯なのだ(こんなことでは不倫する資格もない)。
自分は臭いに弱いのでなんとかしようと調べると、食事で肉、油類の食生活を変えたほうが
いいらしい。

寝る2時間前には飲食しない。中華料理や肉類を減らす。これを続けて肉体改造をして
みようと思う。そして、なんとか来年の夏(鬼笑)までには腹筋を6つにわってみたい。

体脂肪率

2005-09-20 11:53:12 | 雑感
昨日、体脂肪などを測定した。
       4月     9月
体脂肪率  16.6% 16.9%   男性は15~20未満が適正
脂肪量    10.2kg 10.6kg
体水分量  37.4kg 38.3kg
BMI      22.9%  23.7%   BMIは18.5~25が適正
肥満度     4.2%  7.6%

4月と比べてみると少しデブになっている。他の数値はともかく、肥満度が2倍近い
数値なのが気に入らない。この贅肉は全部お腹についているのも自覚している。
今日からアルコールを含めて節制しようと思う。半年後にまた比較してみれば、節
制が口だけなのか実行を伴ったものかすぐわかる。 

マイクル・コナリーの新作

2005-09-16 21:01:42 | 本と作家
マイクル・コナリーの新作「LOST LIGHT」が発売された。
刑事ハリーボッシュが前作のラストシーンで刑事バッジを自分の机の引き出しにしま
って刑事部屋をでたので、刑事をやめることを暗示していた。それに伴って、ボッシュ
シリーズも終わったのかと思っていたので、15日に時間つぶしに三省堂へよってこの
本を見つけた時には、思わずガッツポーズをしていた。

まだ、上巻を読んだだけだが相変わらず引き込まれてしまう。コナリーはジャズが好き
らしくこのシリーズにはジャズプレイヤーの名前だとか曲がよく出てくる。このタイトルも
有名な曲の歌詞から引用されたものだ。

さて、このタイトルで曲名がわかったら「ボーヌ・ロマネ」でもプレゼントしましょうか。勿論、
私がプレゼントするから安価なロマネだけれど。

晩年ロックさんわかりますか?


1年に1回あるかないか

2005-09-14 11:30:50 | バスケット
昨日のバスケでは1年に1回あるかないかの大当たりの日。打ったシュートが全部入った。
ミドルからのシュートが4本、フリースローサークルのセンターへカットしてパスをもらい打っ
たシュートが1本。計5本打って100%のシュート率。

うれしくてワイフに話したら「ディフェンスが甘かったんでしょ?」と一言。確かに昨日はクラ
ブとは違ってバスケをやりたい人が各チームから集まってきているし、男女混合だからチェ
ックが甘いのは事実だ。でも、ボクはチェックが甘くてもシュートをはずしてきた人間だから。

調子がよかった理由の一つはチームのリズムが非常に良かったことだ。3チームと戦ったが
自分のチームは格段背が高いセンターもいなければボクのような年寄りもいるし、女性も2
人いたけれど、全勝した。全員がリズム良く攻撃して、ディフェンスをしたからそのリズムに
乗ってシュートが打てたからシュートが決まったと思っている。

こういう経験をすると、改めてバスケットはチームスポーツだという思いを強くする。