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抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

日本人だから日本語で伝えよう!

2017年10月12日 22時15分51秒 | トレーニング
10月12日木曜日
またまたフットサルリフレッシュ講習会のお話…、ではなくて、その後の懇親会での話。

こども達へ伝える時の言葉について。

ちょっと前に指導者資格を取った方との会話。
Oさん「昔、ターンとマノーンってあったじゃない」
オレ「あった、あった、もう誰も言わないけど」笑笑
Oさん「マノーンって、MAN ON(マンオン)なんだよね」
自分も最初の指導者資格は20年くらい前ですかね。まだC級とも言ってなかった。
準指導員とかいうのだったような。
もう記憶も曖昧。ww
その頃には実際に指導者みんなにインストラクターがこの言葉で伝えてました。
実技でもやりましたね〜。w

今の選手だと
「しょってる」とか言いますかね。
要は相手が後ろから狙ってるよってこと。
だからターンするなよ、の意味。

そんな会話から、指導者が使う外来語について、話をしました。
JFAもいろいろ変えてきます。
昨年とったB級でもありましたよ〜。
近頃はバルサ、スペインブームでスペイン語も入ってきてます。

短い言葉で使いやすい用語もあるんですが、意味や理解は曖昧なことが多いですね。

当たり前のように使う言葉ですが、「マーク」ってあるじゃないですか。
これに疑問を持ってしまって…。
「マーク」でググると、
1.しるし
2.記録
と出てきます。
やっぱそうだよね。
これだとサッカーでお馴染みの「マークしろ!」というのは、相手に近づいて何かしるしをつけてくることなのか?
となってしまう。そんなの屁理屈だって言われそうですが。

でも、小さな子には全くわからない言葉ですよね。なんとなく聞いたことある子なんかは知ってるようなフリしますよね。w

試合中に「マークの仕方が逆じゃないか〜!」と大きな声で注意するベンチをよく見ます。相手が自分より後ろにいて見てないことを指摘してるんでしょうけど。それ、マークって言葉じゃ伝わってないんじゃないかな?
もしかしたら、近くにいてしるしつけたかもしれないから、マークしてかもしれないよね。ww

なので当たり前に使ってるこんな言葉でも、誰にでも理解しやすい言葉を探しています。
やっぱり日本人なので日本語が良いと思い、「相手を監視する」が最初に浮かびましたが、『監視』は園児には通じない。低学年でも無理かな?
最近は『見張り』って思いついて、「相手を見張って!」と伝えると、自然に相手が見えるよう位置に動きます。
ここから「俺がボール取り係で、お前が見張り係な!」と言えば、チャレンジ&カバー完成ですね。
余裕がなければ言葉を縮めればOK!
「お前見張りで、俺ボールな!」
いまのこども達は言葉短縮するのは得意ですからね。こちらが驚く言葉を作ってしまうかもしれないな。
自分の中では『見張り』流行ってます。

日本人を指導するのだから、もっとわかりやすい日本語で伝えていこう!

ちなみに少し前から良く言われる『ギャップ』をググると、
1.すきま、みぞ
2.へだたり
スキマはなんか近い気がするけど、スキマなら狭くても良いよね。広い間でなくても。へだたりなんて、チーム内がギクシャクみたいにも聞こえるね。
これなんか『間』って言えば分かるよね。しかも間の広さで、狭いスキマと違いも出せるし。
例えば「そこのパスは思い切ってスキマ狙ってけよ!」って言えば、狭いスキマでもチャレンジしてみろよっていうポジティブな捉え方になるよね。

ちょっとしたニュアンスの違いが日本語の方が出せるよね。なんて横文字使ってますけどね。ww
似てる事でも細かく伝える事が出来る日本語の良さをもっと活かしていこうと思います。
他にももっとわかりやすい日本語を探していくぞ!

では、また。
コメント
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