交感神経が優位に働くと血液中の顆粒球が増えてリンパ球が減ります。
逆に副交感神経が優位になると顆粒球が減ってリンパ球が増えます。
顆粒球は体内に細菌やカビなどが侵入したときに撃退してくれますが
活性酸素をまき散らします。
リンパ球はウィルスや異物に対し抗体をつくって攻撃します。
ストレスにさらされると交感神経ばかりが緊張してリンパ球の割合が
少なくなりがちです。
顆粒球が多すぎる人は交感神経の働きすぎの場合が多く、酸化ストレス
にさらされやすい状態になっています。
逆にリンパ球が多すぎると活力が低下してだるくなります。
顆粒球とリンパ球のちょうどよいバランスは
白血球中で顆粒球54~60%、リンパ球35~41%といわれています。
顆粒球で最も多い好中球とリンパ球の比率を調べれば自律神経のバランス
を推察することができます。
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