こんにちは。
理学療法士の小寺です。
先日、栃木県の「ケアライフゆいの杜」に、月に1度のリハビリ訪問(評価やリハビリ相談等を行う)をさせていただきました。
結論から書きますと、
「感動して涙が出そうでした。しっかりと対応すれば、しっかりと結果がついてくるものなのだなあ」
でした(…でした?)。
具体的にはどういうことかと言いますと、入居されている利用者さまが、3か月の間に身体機能の改善や日常生活動作の改善、何より、笑顔が多くなったことです。
その経過としては、3か月前はご病気の影響もあり、身体機能面の低下や、表情もあまりさえず、同席されていた奥様も心配そうでした。そこで、利用者さまに効果的なリハビリメニューのゆいの杜の職員に伝えました。
施設でリハビリを継続しておこなうということは実は簡単そうで難しいのです。加えてゆいの杜はリハビリ専門職が常駐していませんので、看護・介護職員がリハビリを行う必要があります。つまり、日常業務を行う中でリハビリをおこなう必要があります。生活の中でリハビリを取り入れるという概念もありますが、実際は簡単なことではありません。実際よくある話では、「忙しくてできない」、「やる人がいない」、「メニューが多い」等々の理由で、実際に指導してもその通りに行えず、結果的にリハビリ効果があまりでないことも少なくなりません。もちろん私の指導方法にも問題があると思いますが、施設の方に伝えるということは大変難しいことなのです。それを継続するとなると尚更です。
しかし、ゆいの杜のスタッフはそれを継続していたのです。なぜなら、それは実際に利用者さまの動きや表情が良くなっていたことが何よりの証拠・結果だと思います。私も月に1度の訪問なので、まさかここまで効果が出るとは驚きました。
今でもその経過や利用者さまの笑顔を思い出すと、心がほっこりします。リハビリの仕事を続けていて良かったと思える瞬間でした。
利用者さまと担当してくださったキクチさん(漢字わからずスミマセン…)です。
介護技術にも定評があります(身体の使い方と手際がかなり良く、安心して見ていられます)
お二人ともとても良い笑顔です。
今後も笑顔がたくさん見られるように、チーム一丸となって取り組んでいきたいと思います。
ゆいの杜では様々な職種の職員が団結して機能訓練に取り組んでいて、利用者様のためにいつも一生懸命です。
リハビリステーションの方々には大変お世話になっております。今後ともよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
お世辞抜きでゆいの杜の職員のみなさまは利用者さまに対する意識が高いと感じております。
ぜひ今後も高い意識を持ち続けて利用者さまに対応できるようにお互いに頑張りましょう。