気持ちを込めたコミュニケーションを心がければA10神経群が刺激され、
スムーズな意思疎通が可能になります。
例えば、会社で上司が部下に「頑張って営業して売り上げを上げろ」と発破をかければ、部下は数字を達成することだけが目標なのだと思うかもしれません。しかし、「多くのお客様にウチの商品のよさを伝えて買って頂き、幸せになってもらうのが私たちの目標。売り上げは社会に貢献した証だから頑張って営業してほしい。」と気持ちを込めて話せば部下のA10神経群は刺激されるでしょう。また、目標がしっかり共有されることで上司の考えや心が伝わるようになるのです。
※A10神経群とは大脳にある①扁桃核(危機感)②側坐核(好き嫌い)③尾状核(言語や表情)④視床下部(意欲や自律神経)などが集まった部分。ここで生まれるのが「感情」で情報に対して「この情報は好きだ」「この情報は嫌いだ」などと感情のレッテルを貼る。
脳に悪い7つの習慣 脳神経外科 林成之 著 より