アソシエイト職って何だ？

企業の求人で「総合職」「一般職」の区別なら分かる。でも私自身はまともな就職活動をしたことがなかったのではじめは分からなかった。だって「総合」と「一般」って日本語として考えるとよく似た意味である。例えば「特定」「特別」「特殊」「専門」などの対意語になりそう。「総合」と「一般」を色になぞらえると「青緑」と「緑青」ぐらい似ている。

外国企業で「アソシエイト～」という肩書きのある人は平社員よりは上というイメージがある。日本語で言えば副部長とか副課長（係長）のイメージ。だから従来の区分で言えば総合職かなと思った。

確かに、オリックス信託銀行の求人には「アソシエイト職（総合職）」と明記されている。一般職はスタッフ職と呼ぶらしい。ところがJR東海の求人では総合職・プロフェッショナル職・アソシエイト職に区分されている。総合職は従来の総合職だし、プロフェッショナル職というのはJRならではの運転士や駅員、技術者などである。つまりアソシエイト職は一般職なのである。

企業によって意味が逆になってしまうのは非常に困る。ワケの分からない横文字を使えばいいってものじゃないぞ。