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『セルフトーク・マネジメントのすすめ』(鈴木義幸著)を読んだ

2018-10-08 15:14:52 | 書評
習慣、集中力、時間管理の本を集中的に読んでいます。自己管理の本として、何かヒントを得られたらな、と思って買いました。

結果は、期待以上!セルフトークを変えることがなぜ大切なのかの説明に始まって、セルフ・トークマネジメントの4つの方法について、具体れも含めて丁寧に解説しています。前半のセルフトークを変えることがなぜ大切なのかの説明がとてもわかりやすいので、後半のセルフトーク・マネジメントについて、真剣に取り組むことができます。

セルフトーク・マネジメントの方法としては、
1.セルフトークを「変える」
 セルフトークAからセルフトークB に変える。

2.セルフトーク(B)を「作る」

3.セルフトーク(A)を「減らす」

4.セルフトーク(A)を「無くす」

ことが書かれています。

1.では、セルフトークAが出てきたな、とでは、まずは感じることが大切。そして、AからBに変えることで、その後の反応が対応に変わる、というもの。

2.では、自分の強さにスイッチを入れるセルフトークBをいくつか用意する。

3.では、セルフトークと向き合う。お風呂に入ってリラックスしているとき、静かな音楽でも聞きながら。
「真っ青な晴れた空に雲が流れていくように、自分のセルフトークが生まれては消えていくのをただながめている」という文章が、とてもイメージしやすくて、「是非やってみよう!」という気持ちになれました。

また、ルーチンやアンカーを作る、未完了を減らすといったアクションも、セルフトークAを減らすのには効果的。

4.では、ゾーン、フローといった、スポーツ選手が集中したときになる状態が紹介されています。

この本を読んでまだ数日しかたちませんが、セルフトークAが出そうになったら、「あ、本当にセルフトークが出てきちゃった。未完了を減らしたり、セルフトークAに変えたりといった、アクションを取らなきゃ!」と思うようになりました。セルフトークという、それほど一般的ではないことを主題にしながらも、読者の行動を変えるその説得力と再現性がすばらしいな、と、圧倒される本でした。今年読んだ本の中でも指折りの「行動につながる」本です。





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