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映画 2017-31 ぼくたちの家族

2017-02-27 19:03:08 | 日記
映画化もされた「ひゃくはち」の作家・早見和真の小説を、『舟を編む』などの石井裕也監督が映画化した人間ドラマ。母親の突然の病気をきっかけに、それまでバラバラだった家族に隠されていたさまざまな問題が噴出し、その後関係を見つめ直し家族が再生していくさまを描く。妻夫木聡と池松壮亮が、責任感の強い長男と家族に対して素直になれない弟という正反対の兄弟役で初共演。彼らの両親を、ベテランの原田美枝子と長塚京三が演じる。

あらすじ
重度の物忘れにより病院で検査を受けた玲子(原田美枝子)は、末期の脳腫瘍で余命1週間と宣告される。そして認知症のような状態になった玲子は、それまで話すことのなかった家族への本音をぶちまけ、長男・浩介(妻夫木聡)、次男・俊平(池松壮亮)、夫・克明(長塚京三)はうろたえてしまう。やがて経済破綻や家庭内不信など、ごく普通の家族に隠されていた問題が明るみに出てきて……。

以上シネマトゥデイ

これは素晴らしい映画。母親の病気をもとに家庭の問題がどんどん浮き彫りになり、子供たちやお父さんが動揺して、壊れそうになるが、、というお話。決して逆転ホームランや英雄が出てくるわけではないが、それでもぐっと家族を思って少しづつ自分のできることを淡々としていこうという姿勢が、泣けます。明るくてちゃらんぽらんな役をすることが多い妻夫木君が、とてもまじめな主人公を好演しています。これは、また観たい映画です。

☆4つ。

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