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書評『まんがで身につく アドラー 明日を変える心理学』

2020-03-28 11:33:16 | 書評


ベストセラー『嫌われる勇気』を読みましたが、なんか、わかったようなわからないような。同著は「自分の課題は自分で見つける」「他人の課題と自分の課題を分離する」というのがメッセージの本だと思っています。

同じくアドラー心理学を扱った本で、「まんがで身に付く」と冠した本があるので、Kindleでざっと読んでみました。なかなか、良いではないですか。
さっと1-2時間で読めて、明日を変えるようなヒントまでもらえました。

面白かったポイントが3つです。

1)元先生のカフェのマスターとアルバイトの二人を主役にしたストーリーが良い
カフェのマスターの教え子が、社会に出て、いろいろな人間関係で悩みをかかえます。
その悩みを解決するヒントを与えるのが、アドラー心理学の勉強をしたカフェのマスター、というわけです。

2)1キーワード:1ショートストーリーで分かりやすい。
ストーリーは、8つのChapterのショート・ストーリー分かれていて、それぞれ、アドラー心理学のキーワードを扱います。
1キーワード:1ショートストーリーで分かりやすいです。1つの話にいろいろつめ込みすぎないのが、とても良いと思いました。
ショートストーリーを通じたエピソード記憶で、キーワードが記憶に残ります。

3)自分の明日を変えるキーワードを見つけられる。
8つのChapterの8つのキーワードの中から、自分の明日を変えるようなキーワードを見つけることができます。
私の明日を変えるキーワードは3つ。

・課題の分離
・不完全である勇気
・家族会議
です。

課題の分離や課題の設定が中心であると思っていたアドラー心理学について、キーワードを中心により「広く」、しかも短い時間に学ぶことができました。わかりやすいマンガのアドラー心理学入門書だと思います。おすすめです。


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