ビンラディン氏の死

２００１年９月１１日の米同時多発テロ事件の首謀者とされるビンラディン容疑者が

射殺された、というニュースが今日飛び込んできた。

 

世界を震撼させたあの事件が起きた日、

私は友達Ａ子と、うちの居間で、9月14日出発のドイツ旅行の打ち合わせをしていて

居間のＴＶは、つけっぱなしのままだった。

 

「エッ？飛行機がビルに突入？？？」

その時、『ヘタな操縦士やなあ』と心の中で思った。

２機目も・・・？

何が起こったのか、想像もつかなかった・・・

しばらくＡ子と唖然。

 

居酒屋に行っていた夫に電話をした、「大事件が起こった」と。

 

翌日、この時期にヨーロッパ個人旅行をしていいものか、と随分悩んだが

夫は「行け！」と言った。

 

ドイツの空港（名前忘れた）の警備は尋常ならぬものだった。

至る所に機関銃を持った警官が立って居た。

 

ドイツ在住の英語のできる友人も日本語の新聞を読みたいだろうと思い、おみやげに

米国同時多発テロのニュースの書かれた新聞を持って行った。

 

私たちの旅は何事もなく無事終わったが、

友とふたりで初めて行く海外旅行の日と近かった為、あの日の前後の事はよく覚えている。

 

宗教戦争、領土争い（資源関係が多いね）などは、いまだに無くなる事がなく

宗教の裏側も全く判らないが、今回のビンラディン殺害により、また至る所で

テロが起きないか心配だ。

 

報復合戦のような事が、もうこれ以上起こりませんように・・・と、私は祈るしかできないが

祈り・・・って、何て無力なんだろう・・・。