一昨日、老齢の患者さんが、リハビリ中に失禁した。
うちは整形で老人の患者さんが多いので、そんな方もたまにおられる。
が、おもらしの量が少なかったりすると黙って帰られる方もいるので、
それらしき箇所を皆で掃除して終わる事が多かった。
が、一昨日は見た目に判り、本人も困る程の量だったらしい。
ある「開業医の妻」さんのブログ(尊敬している人)には以前、
クリニックには下着などを揃えて置いてあるという記事が書かれていた。
うちも用意しなきゃ、とその時に思ったものの、そのままにしていた。
診察の途中、夫があわてて2階へ上がってきて
「老人の患者さんに何かあげられる着替えないか?」と私に言ってきた。
患者さんは施設に住んでおられる男性の老人ということだったので
夫のタンスから下着とウエストゴムのコットンのハーフパンツを夫に渡した。
(長いパンツを探したが、いいのが無かった。足の長さも分からないし。
だから、施設のバスが送迎してくれるのは幸いだった。)
夫のお古というのは、ちょっと悪い気がしたが、洗濯してあるからいいだろう。
どんな方なのか、私にも手助けができるのか階下へ行こうかと思ったが、
夫が「患者さんが恥ずかしい想いするからやめたほうがいい」と
アドバイスくれたので行かなかった。
もちろん、私は「大丈夫よ。」と励ましてあげたかっただけなのだ。
ナースの資格もないし、普段、クリニックで働いているワケでもないので、
そんな時の私は無力だ・・・。
人は誰もが平等に年を重ねる。
長生きしている老人はそれだけで偉いと最近思う。
生きていると楽しい事より苦労(精神的にも肉体的にも)のほうが多いと
この年になると思う。
だから、医院に来れる程元気な(笑)老人はそれだけで尊敬に値する。
苦労をその時々で解決し、消化し、その年まで生きてきた。
彼らには生きる知恵がいっぱい詰まっているにちがいない。
昨日、
私はいつか可愛いおばあちゃんになれることを夢見ながら、
自分自身に「がんばっておばあちゃんになるまで生きるんだよ」と言い聞かせながら、
スーパーで買った紙おむつや、簡単な下着などをクリニック常備用の箱に入れていた。
うちは整形で老人の患者さんが多いので、そんな方もたまにおられる。
が、おもらしの量が少なかったりすると黙って帰られる方もいるので、
それらしき箇所を皆で掃除して終わる事が多かった。
が、一昨日は見た目に判り、本人も困る程の量だったらしい。
ある「開業医の妻」さんのブログ(尊敬している人)には以前、
クリニックには下着などを揃えて置いてあるという記事が書かれていた。
うちも用意しなきゃ、とその時に思ったものの、そのままにしていた。
診察の途中、夫があわてて2階へ上がってきて
「老人の患者さんに何かあげられる着替えないか?」と私に言ってきた。
患者さんは施設に住んでおられる男性の老人ということだったので
夫のタンスから下着とウエストゴムのコットンのハーフパンツを夫に渡した。
(長いパンツを探したが、いいのが無かった。足の長さも分からないし。
だから、施設のバスが送迎してくれるのは幸いだった。)
夫のお古というのは、ちょっと悪い気がしたが、洗濯してあるからいいだろう。
どんな方なのか、私にも手助けができるのか階下へ行こうかと思ったが、
夫が「患者さんが恥ずかしい想いするからやめたほうがいい」と
アドバイスくれたので行かなかった。
もちろん、私は「大丈夫よ。」と励ましてあげたかっただけなのだ。
ナースの資格もないし、普段、クリニックで働いているワケでもないので、
そんな時の私は無力だ・・・。
人は誰もが平等に年を重ねる。
長生きしている老人はそれだけで偉いと最近思う。
生きていると楽しい事より苦労(精神的にも肉体的にも)のほうが多いと
この年になると思う。
だから、医院に来れる程元気な(笑)老人はそれだけで尊敬に値する。
苦労をその時々で解決し、消化し、その年まで生きてきた。
彼らには生きる知恵がいっぱい詰まっているにちがいない。
昨日、
私はいつか可愛いおばあちゃんになれることを夢見ながら、
自分自身に「がんばっておばあちゃんになるまで生きるんだよ」と言い聞かせながら、
スーパーで買った紙おむつや、簡単な下着などをクリニック常備用の箱に入れていた。
私もかわいいおじいちゃんになりたいの~
昔、氷室冴子という作家がものすごく好きで、その方のインタビューに「どのように年を取りたいですか?」と聞かれて「可愛らしいおばあちゃんになりたい。所ジョージみたいに」というお答えをされていました。それがすごく記憶に残っています。でも氷室冴子さんはおそらく個人的にすごく苦しまれたことがおありになったのか、1999年くらいから絶筆状態で、数年前に肺がんでお亡くなりになりました。まだ50そこそこ。私生活でなんらかのストレスなことがおありだったのかしら、と推測したとき「可愛らしいおばあちゃんになりたい」とおっしゃっておられた生前の冴子先生の言葉を思い出してなんだかやりきれなかったです。
私は瀬戸内寂聴さんみたいなおばあちゃんになりたいですね。一度、講演を聴きにいったのですが、80も当にこえていらっしゃるのに、まー元気。2時間近くの講演、立ちっぱなし。にこにこ。ああなりたいです。
とこと申します。
実はえりりんさんのファンでもう半年以上前からお邪魔させていただいていますが、なかなかコメントできませんでした。
こちらは関東で夫婦で開業しています。主人は整形です。職員の問題とか税務問題や給料計算を子育てと診療をしながら、かなりテキトーにしています。
えりりんさんの視点が大好きで、いつも更新を楽しみにさせていただいています。
これからもお体第一に日々お過ごし下さい。
えりりんさんのファンとお伝えしたくて
出てきてしまいました。
失礼しましたー
ぴょん先生も可愛いおじいちゃんになったら、是非デートお願いいたします。m(__)m
あ、いえ、その前に綺麗なネーちゃん(ん?)のうちに絶対会いたいわん。(=●^0^●=)
瀬戸内寂聴さんもいいですね。本当に元気いっぱいで輝いておられる。
私は田辺聖子さんのような可愛いおばちゃんがいいな。大好きな夫に先立たれても楽しい事ばかり考えて生き生きとされてる。
さて、目標がひとつできたので、今日から努力しなきゃ、d(^-^)ネ!
コメありがとうございます。(^。^)
「開業医の妻のブログ」なんて、「なんだそれ?」みたいな名前をつけてますが、内容は殆ど、おちゃらけたものが多くて、訪問された方は「アレ?」と思われるのでは・・・と懸念してましたが、こっそり(笑)読んでくれている方が居てくれて、すごく嬉しいです。(*^_^*)
とこ様のおうちも同じ職種(同じ科)なんですね。私は医療は全く分からないので時々アホな事を書くかもしれませんが、これからもよろしくお願いいたします。m(__)m