=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

オンとオフって難しいです。

2011年04月20日 | 【製品】家具工房つなぎのプロダクト
本日、東京自由が丘でカフェを開いた平本さんの
「オントオフ・カフェ」に納品をさせて頂きました。

夕方16時ごろ南房総を出て、
アクアラインを通って、
川崎から下道を走り、環八を走ると、わりとすぐに自由が丘駅前です。
距離にしてちょうど100キロくらい。
時間は1時間半くらいですね。

題字は、社長の平本さん直筆の文字を手直し、調整して彫りこんであります。


社名の「オントオフ」は、
そのとおり、「オンとオフ両方大事。そこから新しいものが生み出させる」という意味もあるそうで、
このお仕事の相談を受けたとき、最初に思ったのが、
「うちは家具屋で木がメインだけど、木だけで看板を作るとオフの感じが強くなってしまう。なんとかオンの緊張感も表現したい」
ということでした。

そこで、
ノーマルな看板も含め、金属を合わせたりする案など3案を提案させて頂き、
その中のひとつが今回採用された、
「スイッチをつけちゃう」
というデザインでした。

スイッチは文字通り、
「オンとオフ」を切り替えるものですし、
金属がいいワンポイントアクセントになります。

スイッチ自体は小さめですが、
店舗が細い路地に面していることを考え、
目立つものよりは、入店者および店舗前の通行者が、
「あれ?なんだろう」
「なんかついてる、面白い」
と思ってもらえる、店舗のユーモア性を感じてもらいという狙いです。

スイッチの種類も一般的な平型のスイッチ盤も検討したのですが、
「パチッ」と感触の良い「トグルスイッチ」を採用しました。



店頭の柱の構造を確認後に設置される予定です。

平本さん、ありがとう!

そして同時期に開業した仲間としてこれからもよろしくお願いします。







追伸:
よくよく考えると、2月から3ヶ月近く休み無しだったことを思い出しました。
もともと、
仕事と趣味、生活が一致した人生、
前職時代の言葉を借りれば、「人生の中に仕事があるんじゃない、仕事の中に人生がある」
という生活を送るために選んだ道ですが、
いざ夢中になってしまうと、ストップがききづらいのも確かに問題です。
この一週間は納期もあったので結構疲れが溜まってきたことを感じ、
自由が丘に滞在したのも2時間で、南房総に帰ってくる高速道路で猛烈に眠気を感じたのでPAに1時間くらい寝てから帰ってきました。
オントオフ・カフェに学び、
いかにオフに切り替えるかというのも今後の課題かもしれません。
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