昨日の晩、ニュースで「埼玉県の高校の男女共学化」について、ちょっと耳にした。
共学は、「男女平等」と言う意味なら良いかもしれないが、埼玉県の公立高校は「男子校」だけでなく「女子高」も併設されている。
その意味では「平等」だと思うよ。
むしろ、私立高を含めれば平成時代までは女子高の方が多かったはず。
進路の選択肢が増えるという意味では、男子には朗報かもしれない。
ただ、聞き間違えかもしれないが、推進派は「多様性が叫ばれている今の時代のジェンダー平等の観点から、共学にすべき。」と主張して居た様だ。
この動画では、その様な発言は無いけどさ・・・。
県立高校共学化めぐり賛成派と反対派が知事に要望/埼玉県
気になるのが、先ほどの「多様性発言」
多様性云々と言うのであれば、男子校・女子校が昭和の時代から併設されているのであれば、何の問題も無いよね。
「多様性を認めろー!・ジェンダー平等だー!」と言う理由で「男子校・女子校を廃止して共学にしよう。」って言うのだとしたら、多様性を否定する行動ではないか?
どうも、その辺が、この人達の主張を素直に受け入れる気になれない部分だよ。
裏が有りそうに感じてさ・・・。
と言う事で、この「共学推進団体」を調べてみたら、あれあれ、やっぱりね・・・(><)
バックに共産党が居て後押ししているってさ・・・ → 共産党埼玉県会議員のHP
「多様性だー!」なんて風呂敷を広げているけど、結局自分達の政治的理由が動機で、「共学にすべき」と言う様な思想を持つ市民団体を利用しようとしてる、って感じだね。
多様性を論ずるなら、男子校・女子校の併設を否定する理由は無いはずだからさ。
さて、裏に共産党が居るって言う事が分かったから、共学にしたいという動機に何か不純なものが有る様に感じた。
考えられるのが、偏差値。
これが、2024年の埼玉県の高校の偏差値データを示したHPだけどさ・・・ → 埼玉県 高校偏差値一覧2024年度版
男子校・女子校の偏差値が1程度の差で近ければまだしも、開きが大きかったら「共学にするのが公平」にはならないと思うよ。
因みに、主要都市の公立の男女高を見れば、パッと見で全部男子校の方が偏差値が上。
上から偏差値10でランク分けする場合、中にはランクが男子校より一ランク下になる女子校も有る。
同一偏差値で入試した場合、男女の人数比で偏りが出るのは目に見えている。
この差を「共学にして平等に・・・」なんて、実情を無視しすぎでは?
そう考えると、この様な邪推が生まれてしまった(苦笑)
「男に比べて偏差値で女子が低いのがわかってしまう。それはわからなくした方がいい。その為には共学にすべき。」とでもいう本音でも有るのでは?
裏が有りそうだから、安易に共学を進めるべきではない、そう感じた(^^;)