縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

縁起村のフレディ

2013-09-01 | Weblog
早朝のピノコとの散歩は夕方の散歩とはまた一風違う風景を見せてくれる。
朝に必ず行く大きな公園はジョギングする人、犬の散歩をする人、太極拳をしている人
ベンチで本を読んでいる人々が夕方よりたくさんいるのだ。

でも今猫社長が一番興味を持っているのは公園へ向かう途中ですれ違う一人のお爺さんだ。
お爺さんはたぶん80歳前後だと思う。ちょっとバタ臭い顔をしている。
長年住んでいるけど朝の散歩をする前には会ったこともない人だった。
朝と言っても今の時期はすでに30度近い熱さだ。猫社長もピノコもちょっと歩いはゼイゼイいっている。
にもかかわらずお爺さんはネクタイこそしていないけど
ちょっと緩めのスーツにツバの付いた帽子をかぶって涼しげな顔をして
駅の方向へゆっくりと前だけをみつめて歩いていく。
朝っぱらから不気味な爺だ、が第一印象。
公園の帰りに再びすれ違ったお爺さんは手にレジ袋を持っていた。
どうやら駅中にあるコンビニで買い物をしたようだ。
その顔は相変わらずの無表情。猫社長と目があったことは一度もない。
その時あれ?この爺さん誰かに似ているなと思った。
おおそうじゃ、エルム街の悪夢のフレディじゃ。
帽子の形が同じでまさにフレディを連想させる。
でも爺さんはフレディじゃないから
縁起村の白昼夢 スーパーが開くまで待てないアーリーバード爺さん。
でもこの爺さん、朝以外は何をしているのだろう。



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