Box of Days

~日々の雑念をつらつらと綴るもの也~ by MIYAI

+ポール・ロジャース

2005年10月23日 | old diary
 なにげにハマっているクイーン。今朝も洗濯したり、部屋を掃除しながら聴いている。ライヴで演ってほしい曲をひとつあげるなら、そうだな、“Too Much Love Will Kill You”かな。なかなかすごいタイトルだけど、そういうものなのかもな。愛する側にとっても、愛される側にとっても。なんでも行き過ぎってよくないんですね(ほんとにそういう歌なのか?)。

 さて、今日もクイーンのお話を。フレディの代役をポール・ロジャースがやることで、きっと熱心なファンの間では賛否があることと思う。しかし、僕が思うに、このチョイスはけっして間違ってはいない。それくらいポール・ロジャースは歌がうまい。とりわけブリティッシュ・ロックを歌わせたら右に出る者なんて、ちょっと考えつかないくらいに。広い声域で歌われるクイーンのナンバーも、この人ならヴォーカル・テクニックで無理なく歌い切ってしまうだろう。

 ジョージ・マイケルが歌った“Somebody to Love”もかなりのもんだったから、彼を押す人も多いみたいだけど(僕にCDを貸してくれた人もそうみたい)、彼が他の曲を同じくらいのレベルで歌えるとは僕には思えない。どこかで無理が生じるんじゃないかな。そんな気がするんだけど、どうでしょ?

 声が似てるとか声域が広い人ならさがせば他にもいるだろう。レコーディングや単発のステージならそういう人でもいいのかもしれないけど、長いツアーでクイーンのヴォーカルを務めるとなると、やはりそれなりにロック的なイディオムを理解し、体内にしたためている人じゃないとうまくいかないと思う。その点でもポール・ロジャースのキャリアは申し分ないものだ。

 多分、「フレディがいないクイーンには抵抗がある」ってことなんだろうし、そういう人の気持ちはよくわかる。でも、またクイーンをやろうと思ったメンバーの気持ちも尊重したいし、この辺が難しいところなんでしょうね。…なんて、クイーン歴3日目の浅はかな考えでございます。

 ところで、ペースは誰でもいいんですか?もうちょっとジョン・ディーコンの不在についてあれこれ言われてもいいような。彼だってクイーンの代表曲をいくつも書いてる人なんでしょ?「あたし、ジョンがいないクイーンなんて認めないわ!」とか、そういう人がある程度はいてほしいような気もする。それとも僕の知らないところでは、けっこう話題になってたりするのかな?

 えっと、クイーン歴3日目の浅はかな…(以下省略)。