食あたりのロール・サンドウィッチ

　昨日は赤レンガ倉庫にマリア・マルダーを観に行った。マリアの歌はよかったし、バンドも悪くなかったので、それなりに楽しめたんだけど、会場（というかお店）の雰囲気がどうにもよろしくない。どこかちぐはぐで居心地の悪い空気が最後まで漂っていた。あんなとこで演っちゃだめだよ。あれではバンドが浮いてしまう。がっかり。

　さて、明け方にひどい腹痛に襲われた。これまでの経験から、軽い食あたりかと思われる。「ぐぅ…、まいったぜぇ。原因はあの店で出された生ハムとチーズのサンドウィッチじゃねーだろうな？（ここで激痛）ぐぉっ！そ、そうに違いない。ちくしょぉお…、やはり俺を殺そうとしていたってわけかぁあああ！」と、ベッドの上で七転八倒しとりました。気分は毒をもられたナポレオン。

　こうしたときは、好きな女の子の顔でも思い浮かべて、心を落ち着かせたいところだが、もちろんそんな余裕が僕にあるはずもなく…。

　「ク、クスリ、クスリ…」

　この苦しみから僕を救えるのはもはやクスリしかない。震える手で薬箱を取り出し、昨年インフルエンザにかかったときにもらった、痛み止めと抗生物質をすがるような気持ちで服用。ついでにキャベジンもえいやっと服用。あとは、ベッドにもぐりこんで、ひたすらじっとしていた。

　俺、麻薬に手を出したら、きっとおしまいだと思う。

　今はなんとか落ち着きを取り戻し、こうして日記をつけているけど、ひとまず大事をとって食事は控えている。この季節は食べ物の管理に気をつけたい。