部屋を掃除した。半分だけ。洗濯もした。えっと、半分だけ。だから、僕の部屋は半分くらいきれいになったことになる……のかな?そこまでいかないか?まぁ、いいや。連休までにはなんとかしよう。いつ友達が遊びにきても平気なように。
昨年の今頃お世話になっていたリフォーム屋さんには、僕と同級生くらいの女の人が何人もいた。彼女たちはみんな結婚していて、小学生や幼稚園の子供をもつ母親だったりした。毎朝5時に起きて、洗濯機を2回まわして、朝食の準備をして、旦那を会社へ、子供達を学校へ送り出して、けっして仲がいいとは言えない年寄りにも声をかけて、9時には会社の椅子に座っていた。
こういう毎日ってどんなもんなのだろうなとよく考えた。いろいろ聞いてみたいこともあったけど、結局はなにも聞かなかった。どうしてだかよくわからないけど、なんとなく失礼な気がしたのだと思う。
そんなことを思い出しながら、ライアン・アダムスの『Heartbreaker』を聴いている。胸に痛い歌の数々。僕はこのときのライアンが一番好きだったりする。
みんなで音楽をかけながら仕事をしていると、それぞれのツボというのが見えてくるもので、「MIYAちゃんは、ちょっとポップな沁みる系のナンバーがいいんだね」とか「MIYAIさんはジェントル・メロディが好きですよね」とか言われたりする。確かにそうなので、「うっす。サム・クックやオーティスのバラードなんてど真ん中ですね」と答えたりする。ちょっとささくれた感じが良くてね。ヴァン・モリソンのセレナーデとか。
基本的に僕は音楽にあまり衝撃的なものを求めてはいないのだと思う。瞬間的なものよりも、長い時間の中で、静かにでも確実にそこにありつづけたような、そんな純粋さに惹かれるのだと思う。
昨年の今頃お世話になっていたリフォーム屋さんには、僕と同級生くらいの女の人が何人もいた。彼女たちはみんな結婚していて、小学生や幼稚園の子供をもつ母親だったりした。毎朝5時に起きて、洗濯機を2回まわして、朝食の準備をして、旦那を会社へ、子供達を学校へ送り出して、けっして仲がいいとは言えない年寄りにも声をかけて、9時には会社の椅子に座っていた。
こういう毎日ってどんなもんなのだろうなとよく考えた。いろいろ聞いてみたいこともあったけど、結局はなにも聞かなかった。どうしてだかよくわからないけど、なんとなく失礼な気がしたのだと思う。
そんなことを思い出しながら、ライアン・アダムスの『Heartbreaker』を聴いている。胸に痛い歌の数々。僕はこのときのライアンが一番好きだったりする。
みんなで音楽をかけながら仕事をしていると、それぞれのツボというのが見えてくるもので、「MIYAちゃんは、ちょっとポップな沁みる系のナンバーがいいんだね」とか「MIYAIさんはジェントル・メロディが好きですよね」とか言われたりする。確かにそうなので、「うっす。サム・クックやオーティスのバラードなんてど真ん中ですね」と答えたりする。ちょっとささくれた感じが良くてね。ヴァン・モリソンのセレナーデとか。
基本的に僕は音楽にあまり衝撃的なものを求めてはいないのだと思う。瞬間的なものよりも、長い時間の中で、静かにでも確実にそこにありつづけたような、そんな純粋さに惹かれるのだと思う。