◆ペンションエルブルズ◆INO-SHIKA日記part2

天城山麓、標高620mに建つ料理自慢のペンションエルブルズ。そこに住む面白家族と変化に富む伊豆の自然をお楽しみ下さい♪

▼白田神社祭礼・その2

2012-10-28 | 熱川観光
お料理自慢の宿ペンションエルブルズでは、ランチやディナーのご予約も承っております。 (ランチ¥1575~、ディナー¥4200~)シラヌタ・天城散策の合間、地元のお友達とのご会食などにお気軽にご利用下さい。 (*不可日あり。まずはお問い合わせ下さい。TEL 0557-23-4833)



***本日の写真***

境内の入り口に立て掛けられた飾り(名称が判らない)なぜ、トップに子豚のぬいぐるみなのか、誰か教えて~~!





 ■白田神社祭礼の2日間
  10月24日、25日、地元の白田神社の祭礼。

  地元といっても、祭りについて知るようになったのは
  子供が入れていただいている子供会がきっかけ。

  まだまだ判らないことだらけだが
  少しずつ見聞きした事を記録しておこうと思う。
 
 ■祭り2日目。25日のこと。

  朝、白田神社境内で宮司さんの祝詞(?)が上がり
  のぼりや槍などを持った男性が先頭で

 


  神様を乗せた大きな神輿が山車とともに神社を出発。

  白田浜、湯が岡全体をくまなく回る。


 
 これは白田浜に設けられた「おかりじょ(お仮所?)」。



 神社を出て、海岸まで担がれてきた御輿はこの上に乗せられ、
 ここでも宮司さんが祝詞をあげる。

 これは、湯が岡地区の入り口に設けられたおかりじょ。



 画面左の方には、湯が岡のサイの神様が鎮座している。
 かつて、稲取方面へ通じているメイン街道は、そのさらに左側の急坂だったそうだ。
 その頃は、この画面の中の白い建物の辺りに
 かなり立派なおかりじょが建てられ、お祭りも盛んだったそうだ。

 中央の道路は、かなり新しいらしい。
 


 浜地区を回った後

 湯が岡地区に御輿がやってくるのが9時半ころ。
 湯が岡のおかりじょでも同じ事が行われ、
 地区の年長者による餅撒きも行われる。
 
 


 豪華な御輿だ。
 金の飾りは、あまりに高価なので、町内を歩く時には一旦外すらしい。
 本当にそんな理由なのかはわからないが、
 外すと中のさらに豪華な造りがよく見えて
 観せて頂くほうとしてはうれしい。



 一通りの神事が終わると
 (終わった頃にココに着いたので、何が行われたかわからなかった)
 おかりじょから御輿がそろりそろりと下ろされる。


  
 私の中で御輿と言うのは
 「わっしょい」もしくは「せいや!」と声を掛けながら
 威勢よく練り歩くもの、というイメージがあるが



 御輿の担ぎ手は、全員懐紙に挟んだ榊の葉をくわえ
 静々と進む。



 来宮(=忌宮)信仰の現われ、かもしれない。
 一切口をきいてはならないことになっている。



 御輿の行列は
 裃を着け、手桶を持つ露払いの男性が先頭だ。
 御輿の担ぎ手の中で、一番の年長者がこの大役を担っている。
 手桶の中には、白田の浜で夜中の12時に汲んできた海水が入っているそうだ。

 ご祝儀を納める人の家の前で、
 担ぎ手は、数回御輿を持ち上げるが、あくまでも、静かに事は進む。



 聖なる海水で清められた道を
 御輿と山車は一日かけて進む。



 ■午後には、子供たちの引く山車もそれぞれのルートを歩く。



  これらの写真は数年前のもの。



  この地区も子供が減り、いつまでこのような風景がみられるかわからない。

  山車の後は子供御輿



  ↑↑ 湯が岡地区の子供御輿。



  ↑↑ 白田浜地区の子供御輿。


 ■午後神社に戻ってみると、

  みこしの先頭に立っていたのぼりや槍などが
  


 いつの間にやら、境内に掲げられていた。

 


 夕方近く、
 浜方面から上がってきた御輿が、神社に戻るかと思いきや



  また、地区を回りに行った。
  担ぎ手の疲労度は、ピークだろう。

■祭例がどのように終了するのかは
 最後まで見届けられず、やはりわからなかった。

 宗教的なことを根掘り葉掘り聞きまわるのが
 どうも憚れ
 結局判らない事だらけでもやもやと終わった祭りだったが
 娘の為にも
 もう少し、調べてみたいと思っている。





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▼地元白田神社祭礼・その1

2012-10-28 | 熱川観光
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***本日の写真***

祭りウィークが終わりました。。。





 ■白田神社祭礼の2日間
  10月24日、25日、地元の白田神社の祭礼。

  地元といっても、祭りについて知るようになったのは
  子供が入れていただいている子供会がきっかけ。

  まだまだ判らないことだらけだが
  少しずつ見聞きした事を記録しておこうと思う。
 
 ■白田神社は国道135号線に面して、「白田」の信号近くにある神社だ。
  
   


  白田神社は通称で
  神社境内の石碑には

   社名:志理太乎宜(しりたおぎ)神社
      別称 来宮神社
   祭神:志理太乎宜命(しりたおぎのみこと)
      併祀 五十猛命(⇒キノミヤのご祭神)

  と書いてある。

      

 そして、御神木としては公孫樹(イチョウ)を祀っている。
 キノミヤに祀られる御神木としてはクスノキやスギである事が一般的なので
 イチョウであるのは異例で、これは中世期に八幡宮とされたことと関係するかもしれない。

 ???
 とにかく色々な神様が祀られている様だ。

 志理太乎宜命は、三宅島に祀られている伊豆三嶋大神の御子神で
 白田川を挟んだ向こう岸にある片菅神社に祭られている
 片菅命(かたすげのみこと)の兄神。

 片瀬白田の地名は、
 この2つの信仰から、と言われている。

■断片的だが、24日(祭り初日)のこと。

■午後3時過ぎ。
 華やかに飾られた山車の太鼓が叩かれ、
 その周囲には笛を吹く男性たち。





 やがて、太鼓の叩き手は
 花模様の手ぬぐいを被り、花模様の手甲、
 顔には薄っすら白化粧の男性に交代。





 この男性たちは「神うつし(うつり?)」と呼ばれ
 この日、特別な役割を持っているらしい。

 昔は顔を完全に白く塗っていたそうだ。
 真っ黒に塗った時期もあるらしい。

 どんな風に人から「神うつし」になったのか、
 なぜ、女性のような装束なのかは、その話を伺った地元の人も判らなかった。



 後姿も、なかなかイイ!



 太鼓のバチは、棒状ではなく角材のようなもの。
 これも独特だ。

 小一時間ほどシャギリの奉納があり
 
 恒例の餅撒き
 


 あとは湯が岡、浜それぞれの子供会の出す屋台で
 夜遅くまで賑やかに。。。

 以前は演芸大会なども催された様だが
 今は至ってシンプル。

 祭りの本番は明日だ。





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