◆ペンションエルブルズ◆INO-SHIKA日記part2

天城山麓、標高620mに建つ料理自慢のペンションエルブルズ。そこに住む面白家族と変化に富む伊豆の自然をお楽しみ下さい♪

▼サイの神さまの「穴」

2012-07-26 | 伊豆東浦路とサイの神
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***本日の写真***

あれ??後頭部にぽっかりと穴。。片管神社のサイの神さま




 ■昨日は久し振りに暑かった~~!!
  この先どうなる事かと思いましたが
  今この時間(朝10時過ぎ)のPC部屋には涼しい風がそよそよと吹き込み
  快適♪
  はぁ^^生き返った。

 ■昨日に引き続きサイの神様のお話。

  前回ご覧いただいたサイの神さまの後ろに回ると、
  頭のど真ん中に、まるい凹みがありました。

  サイの神さまは、子供の守り神。
  子供のお願いなら、何でも叶えてくれると言う信仰がありました。

  祈願の方法は、少々荒っぽい。
  
  自分らの子供が病気になったとき、
  親は、近所の子供に、サイの神を拝むように頼みます。

  頼まれた子供らは
  サイの神の前に集まり、竹や棒切れ、石などを持って

   「ナムセーノカミサン、○○ちゃんの病気が治りますようにお頼み申す」

  と大声を張り上げてサイの神を叩きながら祈ったのでした。

   (『伊豆の史伝』より引用)

 ■長い間、一体何人の子供に「ぐりぐり」やられたのか。
  このサイの神さま、がんばりました!!

 ■白田川を挟んだ片瀬の対岸。
  白田の湯が岡地区に
  大きなサイの神様がいらっしゃいます。

      

  片管神社のサイの神の高さが50cm位であったのに対し、
  こちらは80cm越え。

    

  文久2(1862)年、幕末の頃の作のようです。

  お顔の真ん中と

   

  背中の方にも、
  子供たちにぐりぐりやられたと思われる痕があります。

  この地区のサイの神様は、大変な思いを、いつもしてきました。

  山からやって来た「一つ目小僧」に『病気になる子供のリスト(書付)』を押し付けられ
  それがあると困ると言われて
  『リスト』ごと火にくべられたり(どんど焼き)、

  子供らには、顔をなくしてしまうほど年中叩かれ。。。。

  それでも、優しいお姿で
  今も子供たちを見守っているのでした。




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