英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

burgeoning

2015年01月21日 | 指導現場にて
昨日に引き続き、センター試験で出題された難単語を紹介します。今日は burgeoning です。LONGMANでは次のように定義されています。
burgeoning
… increasing or developing very quickly
「(植物が)新芽を出す」という意味の burgeon の派生語です。この単語は『英検Pass単熟語 1級』と『1100 WORDS YOU NEED TO KNOW』の両方に収録されています。大学入試ではあまりお目にかかりませんが、是非とも覚えておき単語の一つですね。


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penchant

2015年01月20日 | 指導現場にて
大学入試センター試験では、いわゆる“難単語”の意味を問う問題を数年前から出題されてます。単語を知っているかが問われているのではなく、きちんと前後関係をとらえて意味が推測できるかが問われているため、このような単語が出題されたからと言って英検1級レベルの単語帳に手を出すのはナンセンス。日ごろから前後関係をきちんと意識して英文を読む習慣をつけていれば大丈夫です。

それでも、知らないよりは知っていた方がいいですし、英検1級を目指すのであれば a must の単語です。今年出題されたのは penchant。英検1級合格のための定番の単語集『英検Pass単熟語 1級』には載っていませんが、『1100 WORDS YOU NEED TO KNOW』には載っています。LONGMANでは次のように定義されています。
penchant
… a liking for something you do as a habit, especially something that is slightly disapproved of by other people [+ for]
他人にはあまり理解されない好みや趣味のことを表します。さしずめ、私のことを言えば I have a penchant for TOEIC. と言ったところでしょうか(笑)。

因みに、penchant は5年前のセンター試験でも出題されております。過去問の再利用が許されているセンター試験ですので、過去問を研究していると差がつきますね。


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2015年大学入試センター試験英語

2015年01月19日 | 指導現場にて
2015年大学入試センター試験が終了しました。受験された皆さん、お疲れ様でした。休む間もなく、自己採点・センターリサーチと続きますが、結果は真摯に受け止め、今後に生かすためにしっかりと分析してください。
以下、英語を解いてみての感想です。

第1問(発音・アクセント)
ancient, flood, discipline, appropriate, complicated など、頻出のものばかりです。英文音読を習慣にしていれば何の問題もなく解けます。「英語は単語」という安易な考えから、単語をひたすらノートに書くだけの勉強では、このような基本的な問題でも失点してしまいます。

第2問(文法・語彙・並べ替え・会話文完成)
使役のhave、時制、分詞構文、間接疑問文、相関構文、仮定法、受動態、定番のイディオム・・・。すべて授業で「ここは必ず出る!」と指摘する項目ばかり。Cの会話文を組み合わせるのは新傾向でしたが、特に手こずるものではありません。

第3問A(対話文の完成)
remind, turn out の意味を知っていれば即答できます。turn out が prove と同じく「~だと分かる」という意味で第2文型をとる用法を知らない受験生が意外と多いです。ちなみに、両方とも直前の授業でも「狙われるぞ」と指摘してありました。

第3問B(不要文削除)
しっかりと前後関係を把握しないと解答が難しい問題。特に問2と問3で手こずった受験生が多いのではないでしょうか。

第3問C(会話文挿入)
例年通りの標準的なレベル。文章を論理的に読めれば解答は楽ですが、ここからは文章量が多くなるので、落ち着いて速読ができるかがカギとなってきます。

第4問(グラフや図を伴った長文読解)
例年通りの内容と難易度。Bは数年前から出題されている完全にTOEICを模した問題。ただし、問題で求められている情報をきちんと取捨選択していけば、完答できます。

第5問(e-mailの長文読解)
TOEICのパート7のDPを模した新傾向の長文読解。しかし、子どもの学校生活に関しての親と先生とのやりとりという容易な内容なので、解答は楽です。penchant という英検1級レベルの単語の意味も問われていますが、この単語を知っているかが問われているのではなく、きちんと前後関係をとらえて意味が推測できるかが問われています。このような単語が出題されたからと言って、英検1級レベルの単語帳に手を出しても時間の無駄です。日ごろから前後関係をきちんと意識して英文を読む習慣をつけましょう。

第6問(論説文の長文読解)
パラグラフリーディングが出来ているかを問う例年通りの内容とレベル。第5問同様、burgeoning という英検準1級レベルの単語も問われましたが、前後関係で容易に解けます。


全体として、昨年と同様、良問揃いの標準的レベルですが、新傾向の問題と第3問Bの解き辛さ、そして、問題文と設問選択肢の総語数が昨年よりも約200語増えて3,800語を超えた点を考慮すると、平均点は110~115点と予想します。

センター試験の英語では、難しい単語や構文は問われず、左から右へと英語の語順で速読できる力が求められています。主語を訳した後、その英文の一番最後の単語から訳し上げているような時代遅れの勉強法では、いつまでたっても速読はできるようにはなりません。日々の音読を徹底し、瞬時に英文構造を見抜けることができる力をつけましょう。


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老舗の味

2015年01月18日 | 閑話
昨日のランチは、地元の老舗のパン屋さん「月日夜」の焼きそばパンでした。
地域の方に愛されて、今も愛され続ける昔ながらの味に感謝です。


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いざ出陣

2015年01月17日 | 指導現場にて
今日は大学入試センター試験です。すべての受験生が全力を出し切れることを祈っております。弱い自分を克服しようと、自分自身と真摯に向き合ってきた時間を思い出し、問題と対峙してもらいたいです。

センター試験は飽くまでもスタート。大切なのは、一問の出来に一喜一憂せず、目の前に出てくる一問一問に集中することです。4月から新しい自分になるために通らなければならない関門。一瞬一瞬が自分の成長につながると信じ、合格までの道のりを歩んでいってほしいと思います。


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心強い応援

2015年01月16日 | 指導現場にて
昨日は再びの雪。学院の裏にある竹林にも雪が積もって、あなをかし・・・(笑)。
指導は5時からだったので、外の景色を眺めつつ英字新聞を読んだり、来年度の計画を練ったりしながら、自分の時間を過ごしました。

そして、昨夜はセンター試験前の最後の高校生グループ授業が終了しました。授業後、ある高2生の男子が高3生の女子に「先輩、頑張ってください」とキットカット(きっと勝つ)をプレゼントしていました。普段は寡黙な彼だからこそ、この演出に高3生も感動していました。

みんなが応援しています。全国の大学受験生よ、己を信じて頑張れ!


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思考の果て

2015年01月15日 | 子育て
昨晩は子どもの教育のことで色々と考えさせられ、一睡もできませんでした。でも、こんな日もあってもいいかも知れません。思考は必ず自分の成長をもたらしてくれるからです。
その翌朝、信州の山と空は、穏やかに私を迎えてくれました。自然の偉大さに比べれば、私の思考はまだまだちっぽけなもの。山を見て、常に前向きでいようと思いました。


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DIY

2015年01月14日 | 閑話
前日にTOEICも終わったので成人の日は家のことに精を出しました。

7年前のマイホーム新築以来ずっと懸案だったリビングの西側にデッドスペースに、組立式本棚に天板を載せて棚を作りました。
久しぶりにノコギリやヤスリを使いDIYなんぞをやってみました。総費用5,000円にしては上出来です(^^)/。手に豆ができ、筋肉痛にもなりましたが、久しぶりに気持ちいい汗をかけました。

そういえば、こういう肉体労働的なガテン系の単語はTOEICに頻出です。特に、wheelbarrow は知らなければ、そのTOEIC受験者はモグリです。


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今後に生かすためのTOEIC

2015年01月13日 | TOEIC・英検など
何回受けても、そして990点満点を取っていても、TOEICを受験する前は毎回緊張します。自分の実力を発揮するために、前日は睡眠や食事にまで気を遣い、家族にも協力してもらっています。そのせいか、受験後の解放感は最高です。昨日の月曜日は祝日も重なり、久しぶりに日曜大工など家のことに精を出しました。

さて、TOEICを受験するのは大切ですが、もっと重要なのが、受験後にできる限り問題を思い出し、出来なかったところを明確にして復習することです。また、受験後の気持ちや感じたことをメモして今後の勉強に生かすことは、TOEICを受験する一番の意義かも知れません。

私が約20年前に使用していたノートを見直すと、TOEIC受験後に記した「文法知識のスプロール化をなくす」という言葉が今でも残っています。当時、問題集などで文法力を闇雲につけてはいましたが、知識は穴だらけで虫食い状態。系統だった文法知識を身につけようと、その頃から格闘し始めたのを思い出します。

今回受験された方、せっかく2時間集中して辛い時間を乗り切ったのですから、今後に生かしましょう!今回感じたことを今日からの勉強に生かして継続して勉強していけば、次回のTOEICは必ずスコアアップしています。


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第197回TOEICの感想

2015年01月12日 | TOEIC・英検など
自身48回目の受験となる第197回TOEICを受験してきました。受験された皆さん、お疲れ様でした。フォームは4LIC3のマイナー。以下、個人的な感想です。

パート1は、難しい選択肢はありませんでした。不正解の選択肢までしっかり聴いて、取りこぼしがないように心がけました。

パート2は、いつも集中力が切れてしまう傾向があるので、「深呼吸」→「目を閉じてアナウンスを待つ」→「第三者的に会話内容を推測」→「マーク」という自分の解答リズムを意識しました。

パート3と4は「設問の先読み」→「内容推測」→「聴きながら解答」→「解答指示アナウンスの時に次のセットの設問を先読み」のリズムを、20題崩さずに続けられる速読力とスタミナが必要です。設問を読んでも推測しづらいセットがありましたが、慌てずに会話の展開を楽しむ気持ちで解きました。

パート5はかなり難易度が上がったように感じました。英文構造をきちんと理解できているかを試す問題が多かったように思います。分詞構文や副詞を問う問題が初中級者には難しく感じたのではないでしょうか?

パート6は普通レベルで解きやすかったと思います。

今回はパート5を慎重に解いたため、パート6が終わった時点でいつもより5分遅い14:05でした。パート7に入った時はいつもより時間がないと慌てそうになりましたが、「いつも通り解けば時間は余る」と自分に言い聞かせて解き進めました。自分の気持ちをコントロールできる力もTOEICでは大事です。14:30にDPに突入。リサイクル問題もあり、14:48に全問を解き終わりました。

時間内にパート7まで全問を解き終わるには、パート5の40問をいかに速く正確に解くかにかかっています。パート5を速く解けるということは、英文をかたまりでとらえ、瞬時に英文構造をとらえることができる証でもあります。英文を速く読めれば、自ずとパート6・7でも功を奏しますし、パート3・4での先読みにも生かされます。

いくつか気になる問題や語彙も見かけましたので、しっかり復習して、次回以降のTOEICに生かしたいです。


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