昨日の授業の後、ある生徒から「先生は、塾で英語を教えるだけで満足していますか?」と唐突に聞かれました。
「僕にも大きな夢がある。それに向かって、毎日がある。現状に満足したら、人間は生きている価値がないよ。」と答えました。
その時、自分の中で「‘現状’を表す英語表現があったな~」と思いましたが、なかなか思い出せません。英検1級に合格したときに使った『英検Pass単熟語1級』に出ていることも知っているのですが、表現そのものが思い出せません。
もしネイティブスピーカーとこのような話題になったら、‘現状’を言うとき、関係代名詞の what を使って、
さて、その晩、最近購入した Steven Pinker 『the blank slate』を読み進めていると、次の文章に出会いました。
気になっていた英語の表現に図らずも出くわしてしまうことは、長く英語の勉強をしていると、よくあることです。
What a coincidence! とは、このようなことを言うのですね。
「僕にも大きな夢がある。それに向かって、毎日がある。現状に満足したら、人間は生きている価値がないよ。」と答えました。
その時、自分の中で「‘現状’を表す英語表現があったな~」と思いましたが、なかなか思い出せません。英検1級に合格したときに使った『英検Pass単熟語1級』に出ていることも知っているのですが、表現そのものが思い出せません。
もしネイティブスピーカーとこのような話題になったら、‘現状’を言うとき、関係代名詞の what を使って、
I'm not satisfied with what I am today.という表現で逃げることはできますが・・・。
さて、その晩、最近購入した Steven Pinker 『the blank slate』を読み進めていると、次の文章に出会いました。
Locke opposed dogmatic justifications for the political status quo, such as the authority of the church and the divine right of kings, which had been touted as self-evident truths.「これだー!the status quo だー!」と、独り叫んでしまいました。
※Steven Pinker 『the blank slate』 5ページより引用
(ロックは、自明の真理として称賛されていた教会の権威や君主が持つ神聖的権利といった、政治的現状に対する独断的判断に反対した。)
気になっていた英語の表現に図らずも出くわしてしまうことは、長く英語の勉強をしていると、よくあることです。
What a coincidence! とは、このようなことを言うのですね。
Pinker は心理学者ですが、彼の本は日本人にとっては英語の勉強になりますよね(今、読みかけの本は挫折していますが)。
English Journal で、Pinker氏のインタビューを聞いたことがありますが、論理的に話し、発話される語彙も教養を感じさせるものでした。
彼のような教養あるネイティヴ・スピーカーと対等に渡り合える英語力の習得が、私の目指すところです。